最上川に立谷沢川(画像右手)が合流する庄内町清川地区。
最上川峡の紅葉は、まだ始まってもいないと言ってもいいぐらいかな。
今月末の盛岡行きは、今シーズン最後のバイク・ツーリングになりそうです。
その頃の寒さに耐えられるかどうか、今日はその耐寒テストのつもりで走ってみます。
国道47号から県道を繋ぎ国道13号で湯沢方面にでもと思いつつ、やめた。
戸沢村にある温泉施設ぽんぽ館の湯が懐かしくなって来てはみたが、ここも考え直した。
この先に、もっとご無沙汰にしているお湯っこがある。
九年ぶりとなる羽根沢温泉は、この県道平田鮭川線沿いにある。
地元が望むこの路線の整備は、国が今事業中の新庄酒田道路の煽りを食うだろうな。
一体いつになるんでしょうね。
とてもこの先に温泉があるとは思えないような、寂れた感というか廃れた感が漂う。
だからと言って、下手に見栄えだけに投資しても、とても回収が難しいもんね。
身の丈というか足るを知るというか・・・、毎日ボクも実感しています。
羽根沢温泉には三軒の温泉旅館が営業しています。
鮭川村は何といってもキノコの名産地。お膳にはキノコ料理が沢山並ぶんでしょうね。
ボクはいつもの通り共同浴場を利用させてもらいます。
この小路の先、地区の集会場の一階にあります。
料金100円時代を知っています。現行200円かなと思ったら・・・300円。
無人ゆえマナー厳守は必須なのに、不届き者が横行し、監視カメラ施錠等が強化されました。
懐かしいなあ・・・熱っ! いやいや、このぐらいの熱さが丁度いいよ。
泉質は程よいアブラ臭と異次元のヌルヌル感。美人の湯美肌の湯っていうやつ。
かけ流しの源泉が注がれる音だけが静かに流れる・・・あの吉幾三の歌が聞こえてくるよ。
帰路、温泉にほど近い杉林に立つ赤い鳥居に寄り道。
今まで横目で見ながら素通りでしたが、今日逃すともうその機会がないような気がしてさ。
三宝荒神・・・仏教用語らしいです。
みちのくには所縁のある阿部貞任とTV鎌倉殿で話題の頼朝の先祖源義家の名が・・・
スズメバチ?があちこち飛び回っていて、読んでも内容が頭に入ってこない。
スズメバチが怖くて引き返そうとも思いましたが、それでは余りに中途半端。
思い切って、苔むす石段を昇ることにした。ハチを刺激しないよう、そーーーとね。
青銅造りの四面六臂のご尊像はこの中に祭られているんでしょうか。
ここじゃあ余りにも不用心だしねえ、もっと安全なところに納められいるんでしょうね。
盛岡までは最短でも230キロほど、今日の二倍以上走らなければなりません。
今日の気温は16~19度ほどでしたが、体の芯まで冷え込むことはありませんでした。
行き帰り両日の天候が今日のようであれば、晩秋のツーリングを楽しむことができそう。
でも、ヤスに拾ってもらおうかなとも考えていたので、ソロ・ツーとなると寂しいやね。