ザッ、ザッ、ザッツ、凍てついた雪面を踏みしめる度に、乾いた音が響き渡る。
久しぶりの感触を足元に感じながら、羽黒橋を折り返す。
今までユルかったからなあ、この冬は。といっても、今朝だってギリ氷点下程度だよ。
往路で走った街路の雪面はツルツルに凍り付いて、強く踏み出すと足を取られてしまった。
この程度の積雪ならこっちのほうがまともに走れると思い、復路は赤川堤を走ってきた。
まあ、どっちにしても腰に来るなあ。
今朝は冷え込んだけど、午前中は驚くほど穏やかな空。
明日からは、10年に一度あるかないかの寒波が来るんだってよ。
「10年に一度」のフレーズを耳にタコができるほど聞かされているけど、ホントかよ。
こっちとら、毎年、10年に一度の冬ん中を暮らしてんのかよ!