あれっ? これは・・・、テレビ画面に映し出された見覚えのある画像。
82年に初回放送された「NHK特集 ノーサイドの笛は鳴った」の再放送ですね。
その後何度か再放送され、押入れを探せば録画したVHSビデオが出てくると思う。
日本選手権7連覇した新日鉄釜石ラグビー部の、4連覇を狙う当時の一年間のドキュメント。
あれから40年かあ・・・当時は、走れ!走れ!、フォロー!フォロー!の練習だったなあ。
上手に着こなしていると自認していた当時のスタイルも、今観ると・・・、ねえ。
番組の中心は、その年の引退を表明していたプレーイングマネージャーの森重隆さん。
風のように現れて、熱いプレーとともに風のように去っていった・・・、ボクの印象です。
つい最近まで日本協会の会長を務めていたんですよねえ、ホントに神出鬼没って感じ。
番組を通して流れていたのが、♪ 振り向かないで 歩いてゆける・・・(さらば青春の時)
やたらと、同時期に解散したアリスとヒゲ森さんとをオーバー・ラップさせたがる演出。
無理のあるなあ・・・なんて当時は観ていたけど、それが今はすんなり入ってくるよ。
フィナーレは、雪が舞い落ちる松倉のグランドを、ひとり感慨深げに歩く三十歳のヒゲ森さん。
ヒゲ森さんも、今、改めてこれを観たら・・・、気恥ずかしいよねえ、きっと。
その歌詞が脳みその中でリフレーンするままに、赤川堤を走った。
未練かもなあ・・そう、未練だよ・・・、未練でもいいさ、おかげで頑張れたし。
それに、まだ追っかけてもいけるよ、時間も残っているしね。
それに、これだよ、これっ!!
キクちゃん、これがボク等の時代の「セプター(SCEPTRE)」だぜ。
懐かしくて、たまんねーーよ!