単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

2021秋(3/4) 須川・栗駒をまわって

2021-10-26 | 盛岡・岩手・ラグビー仲間

 

半分以上ボクが飲んだと言われたけれど、まあまあの気分で朝を迎えることが出来た。

モーニングコーヒー、朝食、デザートとキクちゃんのフルコースを堪能し、グダグダグダ。

9時過ぎに仙台勢がおいとまし、帰りのルートを決めかねてるボクも10時前に辞した。

ガン先輩には、「またお誘いしますから、これからも遊んで下さい」とお願いした。

 


 

坂道を下り、ガードをくぐり、気が付いたら市街の方向にハンドルを切っていた。

あとは須川栗駒を超えるか、栗駒焼石ホットラインから東成瀬町へ抜けるかの二者択一。

 


 

一関の街をよーく散策したことはありませんが、肌で感じる印象は悪くないよ。

落ち着いていて、しっとりとした品のいい感じがするんですが・・・どう?

 


 

街を二分する胆沢川は、ニュー・サディスティック・ピンクのあの歌の舞台です。

♪♪ 田舎の堤防 夕暮れ時に・・・・ごめん ごめん

マンションにいた頃、IBCラジオから一関高専時代の彼らの「あせ」が流れていたよ。

 


 

ガソリン大丈夫? 出がけにキクちゃんに言われていたのに・・・・

ハッと気づいて最寄りのコンビニで尋ねたら、「この先にスタンドはないよ」

来た道を4キロ引き返し給油する始末。そのまま4号を南下しようかとも思ったよ。

 


東成瀬町を抜けて十文字町を経由する気力はない。

須川栗駒を越えることにした。

 


 

ここから栗駒を越え小安峡温泉までの区間は、国内屈指の紅葉の景勝地。

ここ綺麗!あそこも!とその都度バイクを停めて写真を撮っていたらキリがない・・・

 


 

わかっちゃいるけど、停まっちゃいますよねえ。

コン先輩んちを出る時は、遠回りして帰るのも嫌だし・・・なんて躊躇したんですけどね。

 


 

標高の低いエリアでも、ほとんど葉が落ちている木々が目立ちます。

路肩には所々雪の降った形跡も見受けられ、あとは冬を待つだけかあ。

 


 

渓谷を流れるのは胆沢川の支流。

視界が開けるこの辺りは、週末だと上から下からの車で渋滞するんですよね。

バイクで初めて来た時は、クラッチを切る左手の握力が限界にきていましたね。

 


 

4年前は須川から一関へ下りて行ったのですが、その時もここで停まったなあ。

ゆっくり散策するようなペースで歩けば、もっと色んな景色が目に留まるんでしょうけど。

 


 

まだ硫黄の香りはしてこないけど、もうそろそろですね。

この風景を前にして、今、ボクのハートは寂寥感のピークです。

ひとりの帰り道は、どんな絶景を前にしても寂しいよ。

 


 

県境を挟んで岩手県側が須川温泉

建物の佇まいが、八幡平に点在する温泉の雰囲気に似ているような気がします。

一関から二時間、まだ時間に余裕はありますが、今日はやめておきましょう。

 


 

秋田県側には、栗駒山荘。

晴れた秋の日の露天風呂からの風景は、まさしく絶景ですよ。

 


 

出羽富士と称される鳥海山ですね。

結構、曇りがちの空ですが、頂上まで鮮明に見えます。

さあ、これから、あそこまで帰るんですねえ・・・



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