新へそ曲がりおじさんの花便り(旧へそ曲がりおじさんの、へそ曲がりなオカヤドカリ飼育法)        

わけあってリニューアルオープンします。オカヤドカリの飼育はやめたので、花便りがメインになります。

本アマリリス(アマリリス・ベラドンナ、ベラドンナリリー)

2019-09-08 23:06:45 | 球根類

 

アマリリス・ベラドンナ。

 

 

 

これは昨日の姿です。

突然花芽が伸び始め、あっという間に咲きます。

 

「本アマリリス」ともいわれ、「ベラドンナリリー」ともいわれるが。

確か、明治時代だと思うが、別の植物に「アマリリス」という名前を間違って付け、それがそのまま「アマリリス」として普及してしまい、仕方なく「こちらが本物のアマリリスです」という意味で「本アマリリス」というようになったのだとか。

こちらは南アフリカが原産だそうで、偽物?は南アメリカ(ブラジル)が原産。

開花期も違うが、生育サイクルも全く逆。

 

こちらは花の後に葉が出て、梅雨のころには消えてしまう。

ヒガンバナと同じだと思えばよいかも。

 

 

ちなみにこの「アマリリス・ベラドンナ」。

手に入れたのは今から60年近くも前のことです。

 

たまたま新聞でこの花の存在を知り、小豆島にある園芸農家から「実生2年物」を2つ分けていただいたのです。

が・・・・。

それから10年余り、球根は普通に育って数は増えるものの、全く咲くことはなかったのです。

 

ところが・・・・。

その後わけあって今のところに家を建て、それまでは「鉢植え」での栽培を、ダメ元で地植えにしたのです。

すると、その3年後に突然花を咲かせるようになってのです。

 

ちなみに「何年経っても花が咲かない」という人もいるが、球根がかなり大きくならないと咲かないので、鉢植えだと無理なようです。

 

そう、「開花球」は大きめの玉ねぎくらいあり、根もうどん並みの太い根を長く伸ばします。

耐寒性もあまり強くないため、寒い地域では難しいかも。


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