アマリリス・ベラドンナ。
これは昨日の姿です。
突然花芽が伸び始め、あっという間に咲きます。
「本アマリリス」ともいわれ、「ベラドンナリリー」ともいわれるが。
確か、明治時代だと思うが、別の植物に「アマリリス」という名前を間違って付け、それがそのまま「アマリリス」として普及してしまい、仕方なく「こちらが本物のアマリリスです」という意味で「本アマリリス」というようになったのだとか。
こちらは南アフリカが原産だそうで、偽物?は南アメリカ(ブラジル)が原産。
開花期も違うが、生育サイクルも全く逆。
こちらは花の後に葉が出て、梅雨のころには消えてしまう。
ヒガンバナと同じだと思えばよいかも。
ちなみにこの「アマリリス・ベラドンナ」。
手に入れたのは今から60年近くも前のことです。
たまたま新聞でこの花の存在を知り、小豆島にある園芸農家から「実生2年物」を2つ分けていただいたのです。
が・・・・。
それから10年余り、球根は普通に育って数は増えるものの、全く咲くことはなかったのです。
ところが・・・・。
その後わけあって今のところに家を建て、それまでは「鉢植え」での栽培を、ダメ元で地植えにしたのです。
すると、その3年後に突然花を咲かせるようになってのです。
ちなみに「何年経っても花が咲かない」という人もいるが、球根がかなり大きくならないと咲かないので、鉢植えだと無理なようです。
そう、「開花球」は大きめの玉ねぎくらいあり、根もうどん並みの太い根を長く伸ばします。
耐寒性もあまり強くないため、寒い地域では難しいかも。
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