最近アガベ人気が出ているようだが、このアガベ。
10数年前(20年以上かも)からここに置きっぱなしで、その間一度も植替えをしていません。
根元はこんな感じで、子株もいくつかできています。
が・・・・。
たぶん、これは「青の竜舌蘭」だと思うが。
一般的には、アガベのことを「リュウゼツラン」というが、「竜舌蘭」と書くと固有の品種の名前になります。
で、「竜舌蘭」は葉の縁に黄色い斑が入るほうのことを言い、このように斑のない原種は、わざわざ「青の」と頭に付けます。
普通は逆の場合がほとんどだが、この場合は別なのです。
というのも、明治時代かそれ以前のようだが、先に斑入りのほうが日本に入ってきて「竜舌蘭」という名前で普及してしまい、後から斑のない原種が入ってきたため、仕方なしに「青の竜舌蘭」とせざるを得なかったとのことです。
ちなみに、この青の竜舌蘭だが、地植えにすると巨大になります。
これには諸説ありらしいが、これがテキーラの原料になるアガベだともいわれています。
花は数十年に1度しか咲かず、咲くとニュースになることも。
そう、大きくなっては困るので、あえてここに置きっぱなしにしているのです。
真冬はー5度くらいになることもあるが、葉の一部が枯れるだけで済んでいます。
これでも葉の長さが20センチ余りあるが、原産地では2メートルにもなるらしいです。
なので、これからもここに置きっぱなしです。
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