やまぶき色は結構好きな色
春、見かけるやまぶきの鮮やかな明るい色合いはいつも素敵だなと思う。
やまぶきは山の日の当たる斜面に咲く花だとずうっと思っていた。
この映画では、日の当たりづらい場所にしか咲かない山の花だと言う。
ほんとうにやまぶきはそんな花なのだろうか・・・
かつては韓国の乗馬会のホープだったチャンスは
父親の会社の倒産で多額の借金を背負って逃れ流れ着いたのだろうか
今は日本の田舎の町に暮らしている。
嫁ぎ先から逃げてきた母子と暮らす毎日はほのぼのと温かく、
優しさにあふれる清貧な暮らしだ。
ヒロインの女子高生の名が「山吹」
何不自由ない暮らしのようだが、父は刑事で母の存在は写真だけ。
異国で命を落としたであろうジャーナリストだった母と重なるような芯の強さがあり
サイレントスタンディングを始める。
16ミリフィルムでの撮影のきめの粗さが写実的で現実感がある。
現代の吹き溜まりのような地方の小さな町の人々の暮らしや思い
皆どこかでつながっていることを思わせるような展開
山吹を好きだという男子の存在がほのぼのとしたユーモアを誘い
まるで漫画のような展開の落石事故や山から転がり落ちてくる大金
明るいうちに家の前に穴を掘って埋める様子も不自然で可笑しい。
でも現実はシビアだ
借金はなくならずどこまでも追ってくる
正社員になれたはずなのに
山吹を持ち帰ろうとした刑事のせいで車が落石に合い
事故でけがをして首になってしまう
それを告げられるや否や
病院から飛び出し、
松葉づえで一目散に山の仕事場に走る姿は哀れなんか飛び越している
やまぶきの花言葉は「気品」
万葉集にも出てくる いにしえの時代から歌に詠まれていた美しい花だ。
薬草でもあるらしい。
私の住む県でも市の花にしているところもあるくらいで
私のやまぶきの印象はこの映画での扱いとは全く違っている。
あくまでも日向のたおやかな花だ。
本当はたおやかで光をいっぱい浴びようともがいているのかもしれない。
春、見かけるやまぶきの鮮やかな明るい色合いはいつも素敵だなと思う。
やまぶきは山の日の当たる斜面に咲く花だとずうっと思っていた。
この映画では、日の当たりづらい場所にしか咲かない山の花だと言う。
ほんとうにやまぶきはそんな花なのだろうか・・・
かつては韓国の乗馬会のホープだったチャンスは
父親の会社の倒産で多額の借金を背負って逃れ流れ着いたのだろうか
今は日本の田舎の町に暮らしている。
嫁ぎ先から逃げてきた母子と暮らす毎日はほのぼのと温かく、
優しさにあふれる清貧な暮らしだ。
ヒロインの女子高生の名が「山吹」
何不自由ない暮らしのようだが、父は刑事で母の存在は写真だけ。
異国で命を落としたであろうジャーナリストだった母と重なるような芯の強さがあり
サイレントスタンディングを始める。
16ミリフィルムでの撮影のきめの粗さが写実的で現実感がある。
現代の吹き溜まりのような地方の小さな町の人々の暮らしや思い
皆どこかでつながっていることを思わせるような展開
山吹を好きだという男子の存在がほのぼのとしたユーモアを誘い
まるで漫画のような展開の落石事故や山から転がり落ちてくる大金
明るいうちに家の前に穴を掘って埋める様子も不自然で可笑しい。
でも現実はシビアだ
借金はなくならずどこまでも追ってくる
正社員になれたはずなのに
山吹を持ち帰ろうとした刑事のせいで車が落石に合い
事故でけがをして首になってしまう
それを告げられるや否や
病院から飛び出し、
松葉づえで一目散に山の仕事場に走る姿は哀れなんか飛び越している
やまぶきの花言葉は「気品」
万葉集にも出てくる いにしえの時代から歌に詠まれていた美しい花だ。
薬草でもあるらしい。
私の住む県でも市の花にしているところもあるくらいで
私のやまぶきの印象はこの映画での扱いとは全く違っている。
あくまでも日向のたおやかな花だ。
本当はたおやかで光をいっぱい浴びようともがいているのかもしれない。
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