てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

アテローム(粉瘤)

2007-08-21 14:32:12 | 健康と医学
 「アテローム(粉瘤)」-。聞き馴れない言葉だと思うが、何のことかご存知だろうか?

 皮膚表面に比較的良く見られる良性の腫瘍のことで、皮下に垢や皮脂が入り込み腫瘍となったものを指す。あまり大きくならずに自然消滅することもあるが、放っておくとこぶしほどの大きさにまでなることもある。また、細菌感染を起こすと赤く張れ痛みを伴うようになる。

 10年ほど前から後頭部に“脂肪の塊のようなもの”が出来、痛くも痒くもないので今日まで放置していた。初めはニキビの親玉くらいだったのが、今では親指の頭ほどのコブになっているので、ホームドクターに紹介状を書いて貰い、岡山S生会総合病院の外科を訪れ、診察して頂いた。

 担当のO原医師は、終始パソコンに向かってドンドン打ち込むだけ。患部を碌に診ようともせず、軽く冒頭の病名を告げただけで、だからどう処置をしようとも言わない。
 たまりかねて当方から「乳首横の小さなシコリは押さえたら痛い。背中にもあるし、首筋に絶えず出来る吹き出物との因果関係は?」と尋ねると、やっと頭部も含めて患部を診た。

 「同じようなモノは、あちこち出来るんですよ。(前勤めていた)高知(の病院)では、この患者が多かった。(土地柄が)暑いせいせいですかね」とだけ言われる。

 放っておいて小さくなる訳でもなく、頭部のことでもあるので、当方から施術をお願いした。局部麻酔をした上、外来手術で済むそうだ。手術日は8月31日となった。

 O原医師は同年輩とお見受けした。気になったことが一つ。診察中に何度か顔を上げ、目を合わすことはあったが、患者(病気)に向かい合って対症療法を施そうという姿勢すらなく、あたかもパソコンを相手にゲームでもやっている感覚に映った。左様、取るに足らない軽症というのなら大いに結構なのだが…。
 今日は朝から市内を南へ北へと、二つの病院を掛け持つなど、さながら「病院デー」となった。
コメント (12)
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