てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

軍配は姫か虎か

2007-08-30 21:55:57 | ビジネスと社会
 まさに青天の霹靂のニュースが流れた。

 先の参院選の岡山選挙区で自民党の片山虎之助前参院幹事長を破って初当選し、「姫の虎退治」として話題を呼んだ民主党の姫井由美子氏に、不倫疑惑が浮上した。30日発売の「週刊文春」9月6日号が報じている。

 当の姫井氏は一切ノーコメントを貫いている。残念ながら、否定も反論も無いってことは、記事の中に何かしらの真実が含まれるからなのか。真相が知りたくて姫井氏のホームページを訪れたが、アクセス急増のためかメニューだけでリンクはつながらない。姫井氏の経営する喫茶店「ゆめカフェ」は、辛うじてオープンしているものの、リンク先の「姫井ゆみ子のホームページ」は、同じくトップページが表示されるのみ。

 民主党では28日にも、比例代表で初当選した横峯良郎議員の「不倫&賭けゴルフ疑惑」の週刊誌報道について釈明会見を行ったばかり。出る杭は打たれるというが、選挙に勝ったら勝ったで、民主党も大変だ。

 いくら国会議員といえども人の子。個人の恋愛感情まで干渉はできないが、不倫は絶対にいかん。人としてあるまじき行為で、踏み越えてはならぬ絶対的なモラルである。

 姫井氏は、45万1千人の支持者に対して、また夫や二人のお子さんのためにも、きっちりと真実を語り身の潔白を証すのが急務であり、責務である。

 今にして思えば、片山虎之助氏の敗戦の弁は実に潔かった。それまでは官僚上がりで倣岸不遜というイメージしかなかった氏に対する認識を変えたほど。選挙戦で「姫の虎退治」などと揶揄されながらも、率直に自民党とご自身を、反省すべきは反省すると言われていた。


(追記)
 上記記事をアップした後、30日午後10時過ぎに、「姫井ゆみ子のホームページ」を再訪したところ、次のようなお詫び記事が掲載になっていた。随所に誤字が見受けられ、内容にも錯綜ぶりが見て取れる。
 速やかなる真相究明と善処方が望まれる。
 
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「姫井ゆみ子」より

今回は週文春において
全く事実と歪んだ記事がでた事で皆様には多大なご心配をおかけ致しています事を深く心よりお詫びします
それに伴い、またかな励まし電話、メール、FAX等を頂き感謝いたしています
又大手新聞社の女性記者のお方からですが自分も剣道を習っていますが
国体で優勝したというお方がこのような方では剣道している人間として恥ずかしいですと言う励ましのコメントも頂きました 今回の件は弁護士に依頼致していますので、そちらで話し合いが出来次第報告させて頂きます

皆様のかなご声援に応えて
政治の分野で思い切り命の限り取り組んで参ります
簡素ではございますが今回のご報告をさせて頂きます

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コメント (6)
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