先日来、三洋製の旧型扇風機の火災死亡事故を受け、連日の報道を“対岸の火事”くらいに軽く受け止めていた。
しかし、事故を起こした対象機種のデザインに見覚えがあったのと、物を大切に使う我が家のことゆえ、もしやと思って、現在使用している7台を調べた。
悪い予感は的中、すばり1台が三洋製EF-30KS(1971年=昭和46年製)だった。
早速に三洋電機のホームページを訪ねた。
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古い扇風機についてお知らせとお願い
30年以上前の古い扇風機は経年劣化による発煙・発火のおそれがあります。
ご使用を中止ください。
この度、弊社は、弊社製古い扇風機をご使用のお客さま宅にて発火事故が発生しましたことを発表させていただきました。多くの方々にご心配、ご迷惑をお掛けしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。
これまでも、弊社では、30年以上経過の扇風機について、ご使用上の注意や点検について新聞紙上やホームページなどにてお知らせしてまいりました。弊社といたしましては、今回の事故を重く受け止め、万が一の事故発生を防止するため、古い扇風機のご使用を中止いただくようお願いを申し上げます。30年以上経過の扇風機では、モーター、コード、コンデンサー等の電気部品の経年劣化による発煙・発火のおそれがありますのでご使用を中止下さい。お持ちの扇風機のご確認や、廃棄についてのご相談は、下記の窓口にてお受けしています。
なお、当時発売された新日本電気(現 日本電気)ブランドの扇風機は弊社で、ゼネラル(現富士通ゼネラル)ブランドの扇風機は一部弊社で、製造をしていましたので、同じくご相談をお受けいたします。
長年弊社製品をご愛顧の皆様には、大変ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
2007年8月24日
三洋電機株式会社
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要は、同社は今回の事故原因について「経年劣化であり、品質不良ではない」として、最近相次ぐ携帯電話用電池などの欠陥事故とは違うと説明しているが、安全性について利用者への周知の在り方などが問われるところだ。
同社は24日中に、使用中止呼び掛けの対象となっている約100機種の製品番号をホームページで公開。対象製品は現在も6,000~7,000台が残存しているとみられており、同社は「古い扇風機を持っている方は相談してほしい」と強調している。
1970年代より国産家電品の品質が桁違いに向上したこともあり、今回の37年モノとはいわず、この先50年モノや100年モノの“骨董的家電製品”を日常的に使う家庭が残存するのは間違いない。我が家では扇風機に限らず、オープンテープデッキ、テープレコーダー、ステレオ、映写機などは未だに活躍している。
地球環境保護の観点から物を大切に使う消費者が、当該家電により被害を蒙った場合は限りなく、必ず「製造者責任」が付いて回るはずだ。
取り敢えず、即刻使用中止を決めると同時に、3~4点質問をしたくて、同社の相談窓口へ電話をするも混乱しており繋がらない。
いずれにしても我が家の扇風機は37年もの間、故障も事故もなく良く頑張ってくれたものと感謝しているが、「生(形)あるものは、いつかは滅する(壊れる)」ことを心しておかなくてはならない。
この度身代わりに事故に遭い亡くなられた方には深く哀悼の意を表すると同時に、警鐘を鳴らして頂いたことに感謝している。
しかし、事故を起こした対象機種のデザインに見覚えがあったのと、物を大切に使う我が家のことゆえ、もしやと思って、現在使用している7台を調べた。
悪い予感は的中、すばり1台が三洋製EF-30KS(1971年=昭和46年製)だった。
早速に三洋電機のホームページを訪ねた。
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古い扇風機についてお知らせとお願い
30年以上前の古い扇風機は経年劣化による発煙・発火のおそれがあります。
ご使用を中止ください。
この度、弊社は、弊社製古い扇風機をご使用のお客さま宅にて発火事故が発生しましたことを発表させていただきました。多くの方々にご心配、ご迷惑をお掛けしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。
これまでも、弊社では、30年以上経過の扇風機について、ご使用上の注意や点検について新聞紙上やホームページなどにてお知らせしてまいりました。弊社といたしましては、今回の事故を重く受け止め、万が一の事故発生を防止するため、古い扇風機のご使用を中止いただくようお願いを申し上げます。30年以上経過の扇風機では、モーター、コード、コンデンサー等の電気部品の経年劣化による発煙・発火のおそれがありますのでご使用を中止下さい。お持ちの扇風機のご確認や、廃棄についてのご相談は、下記の窓口にてお受けしています。
なお、当時発売された新日本電気(現 日本電気)ブランドの扇風機は弊社で、ゼネラル(現富士通ゼネラル)ブランドの扇風機は一部弊社で、製造をしていましたので、同じくご相談をお受けいたします。
長年弊社製品をご愛顧の皆様には、大変ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
2007年8月24日
三洋電機株式会社
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要は、同社は今回の事故原因について「経年劣化であり、品質不良ではない」として、最近相次ぐ携帯電話用電池などの欠陥事故とは違うと説明しているが、安全性について利用者への周知の在り方などが問われるところだ。
同社は24日中に、使用中止呼び掛けの対象となっている約100機種の製品番号をホームページで公開。対象製品は現在も6,000~7,000台が残存しているとみられており、同社は「古い扇風機を持っている方は相談してほしい」と強調している。
1970年代より国産家電品の品質が桁違いに向上したこともあり、今回の37年モノとはいわず、この先50年モノや100年モノの“骨董的家電製品”を日常的に使う家庭が残存するのは間違いない。我が家では扇風機に限らず、オープンテープデッキ、テープレコーダー、ステレオ、映写機などは未だに活躍している。
地球環境保護の観点から物を大切に使う消費者が、当該家電により被害を蒙った場合は限りなく、必ず「製造者責任」が付いて回るはずだ。
取り敢えず、即刻使用中止を決めると同時に、3~4点質問をしたくて、同社の相談窓口へ電話をするも混乱しており繋がらない。
いずれにしても我が家の扇風機は37年もの間、故障も事故もなく良く頑張ってくれたものと感謝しているが、「生(形)あるものは、いつかは滅する(壊れる)」ことを心しておかなくてはならない。
この度身代わりに事故に遭い亡くなられた方には深く哀悼の意を表すると同時に、警鐘を鳴らして頂いたことに感謝している。