てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

初霜と朝焼け

2006-11-18 14:50:38 | 気象・気候

初霜                        朝焼け

 早朝のウオーキングに、やっと初霜をみた。田の稲株の一面が白く光っていた。いよいよ冬近しだが、年々気候は暖かくなり、初霜や初氷などの便りは遅くなるばかりだ。

 一方、朝焼けで東の空を茜色に染めた。俗に「夕焼けの翌日は晴れ、朝焼けの日は天気が崩れる」と言われるが、案の定天気は下り坂。朝は晴れていたが、昼までには曇ってしまい、とうとう冷たい雨となった。

 夕焼けがきれいに見えるのは、西の空がよく晴れている時。日本の天気は西から変わるので、西に雲がなければ翌日は天気が良くなる。また、朝焼けが見えるのは、東側の天気が良いということ。これは、高気圧が東に去って、低気圧が近づいていることを示すので、その日の天気は下り坂になる。
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吉報三題

2006-11-17 19:48:25 | ファミリー
 なおも紅葉を求めて、今日は岡山空港方面へ車を飛ばした。空港は岡山市日応寺の山の中にある。深まりゆく秋の中を、離着陸するジャンボ機を見下ろしながら広げる、おにぎり弁当は格別だ。

 帰宅すると吉報が相次ぐ。待ち焦がれていた“亀ちゃんミカン”が届いた。長男の親友亀井君は愛媛・宇和島でみかん園をやっており、シーズン中に何度か送って貰うのだが、今年は出来が少なく依頼していた4箱をやりくり算段して送ってくれたもの。ここのミカンは小ぶりながら味は最高。

 留守のポストには「プロムナード・バレエ・コンサート」(12月17日、岡山市民文化ホールで開催)のチケットが届いていた。
 これはバレエを頑張っている孫娘に代わって、かみさんがリビングおかやま10月28日号のチケットプレゼントに応募していて、見事10組のうちの1組を射止めたもの。
 タカラジェンヌを夢見て、坂出から日帰りしてまで宝塚観劇や京都での「劇団四季のミュージカル」に駆けつけるほどの熱の入れようだが、喜ぶ顔が目に浮かぶ。何よりのご褒美となった。

 夕方には二男の嫁から写メールが入った。先日の産婦人科検診は、特に問題もなく順調。2歳半の孫娘と一緒にインフルエンザの予防注射を受けたとある。
 病院からの道すがら、「甲子園球場のツタの紅葉」写真が添付してある。このツタも球場改築工事のため、まもなく撤去されるそうだ。


岡山空港を飛び立つジャンボ機



甲子園球場のツタの紅葉
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たまごかけごはんは、これだ

2006-11-16 19:50:56 | グルメと料理
   

 ブログご近所・三日月51さんご推奨のW田鶏卵の『たまごかけごはんは、これだ』を初めて口にした。
 卵かけご飯大好きな私としては、発売当初からマークしており、今年の新米を炊くまでの辛抱と思っていたが、待ちきれずとうとうマル○カで買ってきた。

 冒頭の写真左から「激辛醤油だれ」、「おかか醤油だれ」、「まろやか白醤油だれ」の3種類が用意されているが、先ずは「おかか醤油だれ」にしてみた。(決してW田鶏卵の回し者ではないし、CM料を貰っている訳ではない)
 同種のものは各社から発売されているが、これが初めてなので比ぶべくもない。

 実は我が家で使っている醤油にはちょっと自信があったので、果たしていかほど違うのか半信半疑であった。ところが一口食べて歴然たる違いに驚いた。
 上手く表現できないが、実にコクがあってまろやか~な味卵の持つ旨味がよく引き出されており、不思議な味だ。開発の過程で色々試行錯誤されたであろう跡が窺える。キャッチコピー通り「たまごかけごはんは、これだ」であり、看板に偽りはなかった。
 ご飯は茶碗に一杯と決めているが、危うくお代わりをしそうになった。

 それにしても、昨秋には島根県で『第1回日本たまごかけごはんシンポジウム』が開かれ、「たまごかけごはんの日」まで制定されたという。
 日本の食卓に一番似合う卵かけご飯!万歳!
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精緻な色鉛筆画

2006-11-15 20:31:35 | ホビー
 かみさんの従姉妹Iに誘われて、彼女が習っている色鉛筆画の師丸山又史氏と門下生の作品展(倉敷市立美術館「第37回倉敷白葉会作品展」)をのぞいてきた。
 近くの倉敷市阿知にある喫茶「Penny Lane」の2階ギャラリーでは、同じく丸山又史氏の絵画ほか丸山美術研究所の七宝、アートクレイシルバー、彫金などの小品展が開かれており、あわせて観賞した。


丸山又史氏の作品の一部

 
 丸山氏の作品はカラフルな色彩と色鉛筆独特のタッチの描かれ、まるでカラー写真のようだ。専門家用の色鉛筆は、100色以上の色数があるそうだが、細かい描写と柔らかなタッチであり、好んで球体(地球)が描き込まれている。
 氏はアカペラのベルベット・ポウのCDも手がけておられる。なるほど精緻を極めた、シュールレアリスティックな鉛筆画の世界は十分に伝わってくるのだが、観賞の対象としてはもっと心が休まる作品の方が好きだ。

■丸山又史氏の作品


左から続いて二点は父丸山司こう氏の作品

丸山又史氏の作品

丸山又史氏の作品


倉敷美観地区の写真

 せっかく倉敷まで来た序に、帰路は総社市の北郊にある井山宝福寺まで足を延ばした。
 宝福寺は画聖雪舟が幼いころ修行し、涙でねずみを描いたと言う伝説で有名な寺。折りしも、境内の紅葉は今が盛りで、目にまぶしいほどだった。
 このところ毎日のように紅葉をめぐって東奔西走している。

■井山宝福寺











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総社市上林「備中国分寺跡」の写真

総社市上林「備中国分寺跡」の写真

【参考サイト】
井山宝福寺
雪舟と宝福寺
Photo Gallery
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農事二題

2006-11-14 19:26:18 | 農事
■12年ぶりの豊作
 ライスセンターから新米が届いた。専業農家の方からすれば笑われそうだが、1反当り8.4俵もとれ、平成6年の8.6俵以来の豊作となる。
 今年は台風被害が少なかったのと、例年以上に水管理に留意したのが幸いしたようだ。因果関係があるのかどうか、平成6年は炎暑渇水の夏だった。

 古米が少し残っているので、新米が口に入るのはもう少し先になる。
 新米の炊きたては米がたっており、噛めばかむほどに味が増し、ホクホクと美味しい。漬物だけでも食が進むほどだが、“卵かけご飯”がまた格別で、こんなシンプルな食べ方が好きだ。
 百姓仕事はしんどいが、この時ばかりは「よくぞ日本(の農家)に生まれけり」と実感する至福の時だ。

■農具のメンテナンス
 最近、トラクターの具合がどうもよくない。土が細かくならないし、馬力が落ちた気がする。そこで、はたと思い当たる。爪の所為ではないかと気付いた。
 よくよくみれば一番端についていた爪は、先がナイフのように尖っているではないか。硬い土なら折れるのではと思われるくらいに身が細り原形をとどめていないほど。

 そういえば25年此の方一度しか交換した覚えがない。早速にJAへ注文をしKUBOTAの純正が届いた。長年使いっ放しでネジが錆び付いて、外すのに一苦労した。指の皮を擦りむきながら悪戦苦闘した。最後の1本の六角ネジの頭が丸くなり空回りして手に負えないので、JAにSOSを出し後日やってもらうことに。やっとの思いでほぼ交換を終えた。

 当たり前のことだが、機械や道具はメンテナンスが基本ということを忘れ、おざなりになっていた。反省しながら今年の役目を果したコンバインの清掃と注油も済ませた。


左から原形の爪→かなりちびた爪→一番端の爪

28本中27本の爪交換を終えたトラクター
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