◆10月7日の西日本新聞は以下のとおりです。
<三川鉱爆発50年 初の慰霊祭開催
大牟田市 企業と合同 >
福岡県大牟田市は、6日、死者458人を出した三井三池三川鉱の炭じん爆発事故から50年となる11月9日、三川鉱跡で慰霊祭を取り行う方針を固めた。市や企業などでつくる実行委員会が主催する形で準備を進めており、行政が慰霊祭に関わるのは今回が初めて。
古賀道雄市長は当初、「民間の事故」として慰霊祭に消極的だったが、「炭鉱の負の歴史にも向き合うべきだ」とする市民の声が強まり、方針転換した。
関係者によると実行委には、事故を起こした三井鉱山の事業を引き継ぐ日本コークス工業(東京)、大牟田商工会議所などが名を連ねる見通し。当日は、普段は閉鎖している三川鉱跡を公開し、献花台も設ける。
慰霊祭については、日本コークス工業も「これまで聞いたことない」としている。三池炭鉱の二つの労組は熊本県荒尾市の寺や、大牟田市の公園にそれぞれ慰霊碑を建立し、別々に営んできた。
古賀市長は西日本新聞の取材に対し、慰霊祭の開催に踏み切った理由について「市民の声は無視できない。悲惨な事故の記憶も後世に伝えなければならない」と語った。
(西日本新聞 御厨尚陽 2013/10/7より)
◆作家の西村健(48)さんは
「事故という負の歴史こそ、後世の教訓となる遺産。
50年の節目は追悼式などをして、歴史を継承する機会と位置づけるべきだ」
と話されました。
古賀市長は「悲惨な事故の記憶も後世に伝えなければならない」
と話されたそうです。
含蓄あるお話と思います。
市民の声の強まりがあって生まれた慰霊祭開催です。
<三川鉱爆発50年 初の慰霊祭開催
大牟田市 企業と合同 >
福岡県大牟田市は、6日、死者458人を出した三井三池三川鉱の炭じん爆発事故から50年となる11月9日、三川鉱跡で慰霊祭を取り行う方針を固めた。市や企業などでつくる実行委員会が主催する形で準備を進めており、行政が慰霊祭に関わるのは今回が初めて。
古賀道雄市長は当初、「民間の事故」として慰霊祭に消極的だったが、「炭鉱の負の歴史にも向き合うべきだ」とする市民の声が強まり、方針転換した。
関係者によると実行委には、事故を起こした三井鉱山の事業を引き継ぐ日本コークス工業(東京)、大牟田商工会議所などが名を連ねる見通し。当日は、普段は閉鎖している三川鉱跡を公開し、献花台も設ける。
慰霊祭については、日本コークス工業も「これまで聞いたことない」としている。三池炭鉱の二つの労組は熊本県荒尾市の寺や、大牟田市の公園にそれぞれ慰霊碑を建立し、別々に営んできた。
古賀市長は西日本新聞の取材に対し、慰霊祭の開催に踏み切った理由について「市民の声は無視できない。悲惨な事故の記憶も後世に伝えなければならない」と語った。
(西日本新聞 御厨尚陽 2013/10/7より)
◆作家の西村健(48)さんは
「事故という負の歴史こそ、後世の教訓となる遺産。
50年の節目は追悼式などをして、歴史を継承する機会と位置づけるべきだ」
と話されました。
古賀市長は「悲惨な事故の記憶も後世に伝えなければならない」
と話されたそうです。
含蓄あるお話と思います。
市民の声の強まりがあって生まれた慰霊祭開催です。