大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

戦後70年~戦争はなぜ、どのように引き起こされたのか?

2015年06月30日 09時56分27秒 | 日記

戦後70年の節目を迎えた今年、各地で戦争の犠牲、悲惨な出来事が収録されています。記憶の風化に警鐘も鳴らされ、数々の取り組みがなされています。

戦争末期、各都市になされた空襲の状況等、今やっと声を上げた人たちによって明らかになってきています。

事実が分かるまでになぜこんなに長い時間がかかったのでしょうか?

重たい口を開かれた方々が、口々に言われます。現在の状況があまりにも戦前の状況と同じになってきていて、心配だからと、、。

戦争前の状況とは?そして戦争はどうして起こったの?戦争反対の声はなかったの?

戦後70年こそ~戦争前段、戦争真っ只中、何がなされたのかを掘り起こすことが大切です。

歴史を振り返り~~~そうしたことにならないようと思います。

7月5日、大牟田・ワークライフセンターで、「7・7日中不再戦の集い」が今年も開催されます。(下:チラシより)

講演者は父の戦争体験から、日本軍の中国侵略の実像を追求し続けてこられたジャーナリストの大賀和男さんです。

講演のテーマは「戦後70年 侵略の歴史にどう向き合うか」です。このテーマは私たちそれぞれの課題ではないでしょうか?

は世界が注目しています。他人ごとではないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


日中共同設立・日本語研~30年の絆記念

2015年06月29日 09時22分19秒 | 日記

隣国・中国との友好交流関係を築く人材育成のため、日中両国が設立した「北京日本語研究センター」が設立30周年を迎え、6月25日、記念式典が開催されたそうです。

(下:2015年6月26日西日本新聞・北京・相本康一「日中友好の人材育成 『大平学校』絆結び30年」より)

30年も続いていることに驚きます。大牟田市の核廃絶宣言都市30年と同じ長さの歴史が積み重ねられています。

以下新聞を読みますと=====

センターは、「79年当時の大平首相が訪中した際、中国・華国鋒主席と設立に合意した日本語研修センター(通称・大平学校)の後身として知られる」そうです。

「現在は大学院博士課程と修士課程に中国人学生約150人が在籍。日本への短期留学制度もあり、700人以上を各界に輩出してきた」そうです。

式典では、センターの責任者・韓震氏が「中日関係はいろいろな風雨を経験してきたが、このプロジェクトが動揺したことはない」等話され「相互理解のための人材育成の大切さを強調」されたそうです。木寺駐中大使は『センターが中国における日本研究の拠点として、さらに発展することを期待している」とあいさつされました。

また、「長年、センターの活動を支援したとして、この日、名誉教授の称号を送られた茶道裏千家の千玄室大宗匠が記念講演」をされ、「茶道を通じて二国間の問題を乗り越え、日中が一体感を持つことを願っている」と話されたそうです。「『和室』が用意されたステージでは茶道の作法が披露され、多くの中国人若者が見入っていた」とのことです。=========

茶道からも支援がされていたのですね。

先人たちが隣国との友好関係を築くため長年なされた努力、今も続けられているこうした活動は平和の礎です。30年を改めて顕彰し、その苦労や知恵を受け継いでゆかねばと思います。

 

 

 

 


大牟田・核兵器廃絶平和都市宣言30年記念事業~「夏の雲は忘れない」共催

2015年06月28日 09時18分57秒 | 日記

 7月10日、大牟田市文化会館で「広島、長崎に落とされた原爆で親を亡くした子や、子を失った親たちの手記を元に、女優たちが惨禍を語り継ぐ朗読劇『夏の雲は忘れない』」が開催されます。「映画や舞台で活躍する『夏の会』が2008年から毎年夏に全国を巡回し」取り組まれている活動で、大牟田では4回目の公演になるそうです。地元で芸術文化活動に取り組むボランティアグループ「座・未来塾」の主催で、西日本新聞社などが後援しています。

「今年は大牟田市が核廃絶平和都市宣言をして30周年、戦後70周年の節目にもあたることから市も共催」の記念事業になっています。

(2015年6月27日西日本新聞・永野稔一「高校生5人 女優と朗読劇 原爆の惨禍を語り継ぐ 『夏の雲は忘れない』 来月10日 大牟田で」より)

「大牟田公演では渡辺美佐子さんら女優6人が出演。市内の高校生5人も登場する」そうです。5人の高校生たちは今、プロの方について、練習に励んでいます。声の出し方や読み方などの指導を受け「思ったよりも難しく、もう少し声をはきはき出せるようにしたい。(手記を)書いた人の気持ちをうまく言葉に表せるように頑張ります」と話されています。頑張ってね!また、7月10日から3日間、大牟田市文化会館のロビーでは「大牟田空襲や原爆の写真、平和のメッセージが展示」されるそうです。

(下:2015年6月22日有明新報・河野美緒「女優と地元中高生が共演  夏の雲は忘れない 核廃絶平和都市宣言30周年」より)

 


宗像環境会議の提言~環境分野でも日中韓の協調を

2015年06月27日 20時26分58秒 | 日記

 宗像国際環境100人会議の記念講演会が、6月21日に開催され、ノーベル平和賞受賞者・ラモス・ホルタ氏の講演やパネルディスカッションなどが開催されました。

ラモス・ホルタ氏は講演で「古代から東アジアの交流の拠点だったとされる宗像の歴史に触れ、『日本が中国や韓国と協調して、環境分野でも世界を引っ張っていってほしい』と強調」されたそうです。(下:2015年6月22日西日本新聞・馬郡昭彦「ノーベル平和賞受賞者らが講演 宗像で環境会議記念」より)

本当にそうですね。世界の方々に、日中韓の関係がどう見られているのか?も感じます。

日中韓の環境課題はアジアだけの問題ではありませんが、まずは隣国同士、日中韓の協調・協議は大切です。相互理解はたくさんの可能性を生み出します。

宗像は、福岡県が「明治日本の革命遺産群」の次に世界遺産をめざしている「沖ノ島・宗像と関連遺産群」の現地です。一地方から世界を視野にした大きな会議が取り組まれ、注目を集めています。


大牟田市動物園フアン・フリーペーパー「ケモノート」発行!

2015年06月26日 08時04分01秒 | 日記

キリンの「リン」君の婚活活動に頑張っている大牟田市動物園。新しい応援の動きが福岡市から始まりました。

「大牟田市動物園のフアンによる、フアンのための無料で配布されるフリーペーパー《ケモノート》」が発行されたのです。

(下:2015年6月24日朝日新聞・江崎憲一「大好き いきいき飼育員 大牟田市動物園のフアン、手作りフリーペーパー 『魅力発見の楽しさ 感じて』」より)

「制作したのはいずれも福岡市在住の、商品プランナー浅羽雄一さん(49)、ウェブデザイナー木下綾さん(33)、カメラマン中村紀世志さん(39)の3人。2013年夏、浅羽さんが旧知の大牟田出身、木下さんに声をかけたのがきっかけ」で発行されました。「制作費用は自腹」だそうです。

大牟田市動物園は1941年に開設され、すでに70年以上の歴史を持っています。慢性的な赤字等経営難を乗り越えるため指定管理者制に切り替え、動物園維持に努めています。「来園者と動物とスタッフの交流」を方針に、動物ふれあいのイベントもいろいろ開催されています。

そうした大牟田市動物園のについて「動物の数は決して多くないが、生き生きと働くスタッフがいるこの園には、動物以外の魅力があふれている」(浅羽さん)「イベントも盛りだくさんで充実感があった」(木下さん)と話されています。

このフリーペーパーの「コンセプトは《動物と人》」だそうです。「園の魅力を自分で見つける楽しさを、ケモノートで感じてもらえたら」(中村さん)と製作者の思いを話されています。さてどんな発見が?!福岡市ではジュンク堂書店福岡店等にあるようです。