「外来種の毒アリ<ヒアリ>が21日、九州で初めて福岡市の博多港で見つかり、25日には大分県中津市でも確認されるなど、九州でもヒアリの発見例が相次いでいる」中、「アリの研究者、九州大持続可能な社会のための決断科学センター(福岡市)の村上貴弘准教授」が現場視察、新聞記者の質問に答える形で数々の注意点を話されています。
*現地の印象は?*ヒアリの特徴は?*刺されたらどうなる?*人的な被害以外にも害があるのか?*なぜ貨物に紛れ込む?*相次ぐ発見をどう見る?(以上の質問への回答は省略)
*ヒアリの見分け方は?~「体は胸部と腹部の間に2つのこぶがあり、触覚の先が2段に膨らんでいる。ただ小さくてほとんど見えない。動きに特徴があり、日本の在来種より素早く、攻撃性が高いので近くにいると寄ってくる。今回、最初に見つけた港湾関係者も『普通のとは違う動きのアリがいる』と通報してくれた。」
*見つけたときは?~「刺されないよう注意深く見て、すぐに環境省や地元自治体に通報してほしい。必要以上に怖がる必要はないので、冷静に対処してほしい。一方、人体に全く影響ない在来種のアリまでむやみに殺虫剤で殺すようなことは避けてほしい」(後略)とありました。
まだまだ判らないことはありますが、上記は大切な注意点だと思いました。
(下:2017年7月26日西日本新聞・生活情報部・聞き手は藤崎真二「素早い動きヒアリ すぐ通報を 必要以上に怖がらないで 定着したら経済的打撃も」より)