大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

富岡製糸場の4つの資産

2014年06月30日 14時47分21秒 | 日記

カタールのドーハで開催された2014年度世界遺産委員会で文化遺産に登録された富岡製糸場は4つの資産から構成されています。

①は富岡製糸場で「官営工場として1872年(明治5年)」「世界最大規模の工場として設立され、技術革新を重ね高品質な生糸を量産し続けた」②は田島弥平旧宅で、「近代養蚕農家の原型となった」処です③は高山社跡で、「養蚕技術教育機関」でした。④は荒船風穴で「岩の隙間から吹く冷たい風を利用して」「蚕の卵を冷蔵保存」した場所です。この4資産が有機的に結びついて、富岡の製糸業が米国など輸出先で「絹のストッキングを普及させ」、「世界的な絹の大衆化へ貢献」したことがアッピールされました。富岡製糸場は「フランス産業革命の成果である器械製糸を導入し、発展させて世界に戻したー」。「ユネスコはそこに『顕著な普遍的価値』があると評価した。富岡製糸場が殖産興業で日本を近代化しただけでは世界遺産には認められなかった。」という点を朝日新聞(2014年6月22日号)では強調されています。世界遺産の視点がより明らかになりました。次の産業遺産の登録を目指す「明治日本の産業革命遺産 九州山口と関連地域」においても大いに参考となる点だと思われます。

ところで、この富岡製糸場について、ネット世界では「元祖ブラック企業」といった評価も流れています。富岡製糸場は官営時代、8時間労働で夏冬休みもあり、労働環境も良かったのですが民間払下げなどにより労働時間は12時間となり、、払下げの3年後にはストライキも発生しました。世界遺産となることにより産業発展の歴史の光明とともに、負の部分も世界の視点で明らかにされて行きます。現在、ブラック企業として問題になっている状況も考えさせられます。

左)2014年6月22日朝日新聞・ドーハ長屋護「富岡製糸場が世界遺産ー4資産の物語、成果」編集委員・中村俊介「次は九州・山口期待」

右)2014年6月22日西日本新聞「富岡製糸場 世界遺産に」


九州観光・物産展~本日出店募集締め切り

2014年06月30日 08時36分13秒 | 日記

10月11~13日、東京で開催されます「九州観光・物産展」の出店募集があっていましたが、本日がその締切日です。(2014年6月18日西日本新聞)以前、大牟田からの出店の話を聞いたことがあります。今回、大牟田からの出店があるのでしょうか?ふるさと九州を離れて生活している方々にとっても、九州を知らない人にとっても魅力ある、発見の場になると思います。また、今年は九州関連の世界遺産PRの場としても重要ではないでしょうか?以下、2014年6月18日西日本新聞です。


環境保護月間~県庁ロビーの展示

2014年06月29日 06時58分43秒 | 日記

「福岡県では6月を『環境月間』として、県民の皆さんに環境の大切さを知っていただくとともに、豊かな福岡県の環境を未来へつなぐため、県内各地で様々な啓発活動を展開しています」ーー6月3日には天神で、「啓発活動が実施され」ました。
 同時に「県民と企業、行政が一体となって省エネ・節電に取り組む『ふくおか省エネ・節電県民運動(検針票を見てみよう!キャンペーン)』、そして、廃棄物の不法投棄撲滅を呼びかける『不法投棄撲滅キャンペーン』も併せて実施」されました。エコトンも参加されたようです。
 当日のステージイベントでは、九州発のアイドルグループ「LinQ(リンク)」が登場、「環境月間の呼びかけ、省エネ・節電宣言」などが行われたそうです。福岡県地球温暖化対策マスコットキャラクター(2014年6月29日検索ーー福岡県のホームページより一部)

そういうこととはつゆ知らず、県庁にふらっと寄ってみました。

ロビーの片隅に環境月間の展示があっていました。マスコットキャラクター・エコトンも黒田官兵衛の兜を被っていました。可愛かったので、写真で記録しました。間もなく6月も終わりですが、環境保護の活動はずーっと大切です。大牟田市ではどんな表示があったのでしょうか?

   

 

 


九州芸文館で「1000年後の筑後を語る」シンポ開催

2014年06月28日 12時53分36秒 | 日記

明日29日、筑後市津島の「九州文芸館」で「1000年後の筑後を語ろう」をテーマとしたシンポが開催されます。

ーーー1000年を見据えた活動とはすごいですね。大牟田、みやまは筑後南地区です。

「筑後の風土と芸術文化を考え、実践していくためのアート・プロジェクト『筑後アートファーム計画』」の皮切りとして行われるもので、基調講演として藻谷浩介さんが「里山資本主義における芸術文化」を語ります。シンポは8月30日、10月18日、12月23日と続きます。(2014年6月21日有明新報・小柳郁夫より)

10月18日に登場する「うなぎの寝床」代表の白水高広さんは久留米絣・もんぺの博覧会を開催するなど、「筑後地方で200年以上にわたって続く国の重要文化財」でもある<絣>の魅力を伝える活動をされています。福岡は6月25~29日、東京では、7月3~15日と巡回展も開催されます(2014年6月5日朝日新聞・江崎憲一「久留米絣の魅力 もんぺで知って」より)

以下、上)2014年6月21日有明新報・小柳郁夫  下)2014年6月5日朝日新聞・江崎憲一


「ふくおかの生きもの見つけ隊」活動への参加募集

2014年06月28日 07時04分10秒 | 日記

「身近な生き物を観察し自然に興味をもってもらおうと、県は『福岡生きもの見つけ隊』の隊員を募集している」

という新聞記事(2014年6月25日朝日新聞・岩波精)を見て、ーーーこりゃいい!毎日の散歩の時、自然観察もできると思いました。

お出かけの時、近くの県庁によって「ガイドブック」を貰いに行きました。ーーまだガイドブックはできていませんでしたが、チラシをいただきました。

チラシを見るとーー

「みんなの街にはどんな生きものが暮らしていますか?」「夏休みに身近な自然に出かけて行って、いろいろな生きものを観察してみよう!」とあります。これは「夏休み」の活動だったの?  夏休みはないんけど~~毎日の散歩じゃだめ?

見つけたらパソコン・メールで報告します。見つける対象はーー動物ではカワセミ、ツバメ、ヤモリ、ウシガエル、ミシシッピアカミミガメ、クマゼミ、キアゲハの幼虫、カブトムシ、ハンミョウ、サワガニ、アメリカザリガニ。植物ではネムノキ、サイヨウシャジン、ホテイアオイ、オオキンケイギク――と全部で15種です。知らないものも多いのでやはりガイドブックが必要です。

以下、チラシに新聞記事を重ねました。