大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

高校生の書道パフォーマンスに驚く!

2015年08月31日 10時47分57秒 | 日記
8月20日大牟田文化会館で開催されました「日中友好書道展」は大盛況でした。
(下:2015年8月22日有明新報・河野美緒「日中の書風違いに興味 作品鑑賞会や揮毫も 書道通して友好深める」より)
一番の注目は日中書道家による書道揮毫披露でした。特に大同市の書道家は北魏書体の運筆を中心に揮毫され、現在の楷書運筆との違いが際立っていて、鑑賞者より驚きの声が上がっていました。
引き続き、大牟田北高校書道部によりパフオーマンスが披露されました。
広く白い紙が広げられ、バケツに墨汁が用意されます。すると音楽が流れて、
10人の部員がそれぞれの任務分担のように入れ替わって文字を書き込まれました。
彼女たちはおそろいのTシャツです。
出来上がった字は<りょく力>~皆で力を合わせ努力し仕上げるという意味だそうですが~難しい漢字です。偏が羽の下に珍しいの旁=ヤマの中に杉の旁の流れ三~説明も難しいです。写真を見てください。
中国の書道家が「中国でも、各地でその地の方々と揮毫しあって披露することはよくあります。今日は日本の方の揮毫を見てそのエネルギーを熱く感じました。団体で一つの作品を仕上げるというパフォーマンスは初めて見ました。中国では見たことがありません。とても面白く有意義と思いました。こうした作品作りもあるのかと、感動しました。とても勉強になりました。」と話されていました。私もパフォーマンスをまじかに見たのは初めてでした。中国大同で~パフォーマンス書道が始まったら~「大牟田日中友好書道展」発となるよ~!
大牟田北高書道部の先生は「学生部員に若い情熱をもらって、楽しくやっています」と嬉しそうでした。いいですね!
「今回は北魏書体の披露が中心でしたが、隷書、楷書、草書など中国書法はまだまだ奥が深いです。碑の書の収集研究も進んでいます。又、北魏時代の城壁修復も完成しました。次は大同にぜひにおいでください」と孫貴さんがアッピールされていました。
書道を通じた日中友好の草の根交流がまた新しい活力となって広がっていきます。


大牟田市動物園・キリンのリン君~お相手は「プリン」ちゃんに

2015年08月30日 10時10分19秒 | 日記
大牟田市動物園の雄キリン「リン」君のお嫁さんが決まったそうです。
お相手は埼玉県の動物園の雌キリン「プリン」ちゃん。
リン君のお嫁さん捜しや募金活動等~「リン君の婚活大作戦」のお蔭です。
集まった「募金1500万のうち1300万ほどをプリンの新居や引っ越しの費用に充て、来春には迎えられそう」とのことです。
「2006年の来園以来、孤独な生活が続いているリンは首を長くして待っている?」よ~ね。
(下:2015年8月29日西日本新聞<超短波>欄より)
良かったですね!!


子ども達がいつまでも絵本を楽しめる世願う

2015年08月29日 08時16分29秒 | 日記
安保法案についての国会審議が重ねられています。注視している人が増えているそうです。国会での審議に対して国会外でのデモや集会、意見表明、勉強会等も増えています。自分たちの政治を「外注」するだけではいけない!と、――-気付き始めたからだと言われています。
そうした中、「子どもが絵本を楽しめる平和を」望んで子ども専門書店<エルマー>から「子どもたちが戦争に行って人を殺したり、命を奪われたりすることは絶対許せない」と訴えがあっています。
(下:2015年8月28日西日本新聞・床次直子「子ども向け書店 平和つなぐデモ いつまでも絵本楽しめる世願い 春日市市の<エルマー> 30日、安保法案に反対」より)

「わたしの70年談話」~さだ まさしさん語る

2015年08月28日 11時11分56秒 | 日記
戦後70年の今年、日本の首相の70年談話が国内のみならず、世界で、アジアで注目を集めました。現在もその評価が云々されています。どちらにしても戦後がずーっと続くことが一番望まれています。
 戦後70年は首相だけが問われているのではないと考えさせるのが西日本新聞の連載「わたしの70年談話」です。27日には音楽家のさだ まさしさんが自分の考えを語ってあります。さだ まさしさんは「1987年からは、広島原爆の日に長崎から広島に向かって歌う野外コンサート≪夏 長崎から≫を開催。20年続け」られた事。「戦後50年の95年には≪被爆地長崎に紛争撲滅を祈るモニュメントを造ろう≫と活動をされていること。「東日本大震災以降、復興支援のコンサートを各地で開催。」「戦後70年の今夏は~『風に立つライオン基金』を設立された事」など知りました。
(下:2015年8月27日西日本新聞・聞き手・傍士文昭「わたしの70年談話 平和とは、大切な人の笑顔を守ること」より「」)さださんは若い頃、「長江」の記録映画を作られていて、中国大陸のすごさ実感したものでした。
さださんの歌も素敵ですが、行動力には感動します!
さださんの思いや語りを読みますと、「わたしの70年談話」は?と反省したところです。

アジア各都市と友好交流続ける市町村

2015年08月27日 23時41分50秒 | 日記
朝日新聞で、友好姉妹都市を締結し、アジアとの地域交流を地道に進めている九州・山口・沖縄の各地方都市の活動が取り上げられました。その第1が大牟田市と中国山西省・大同市の交流です。始まりは「炭鉱が結んだ縁」で「大牟田市の三井三池製作所が採炭プラントを大同市の炭鉱に輸出した」(1978年)ことからでした。1981年に友好都市締結。その前年頃には友好都市締結に向け大牟田市主催の中国語初級講座(無料)も始められました。初級講座卒業者は2000人を超え、大牟田には中国語が「できる」「勉強した」人がかなりいらっしゃいます。現在もカルチャースクールや大牟田日中友好協会の中国語教室、中国語ボランティア養成の勉強会も開催されています。「その後様々な交流が芽生え」ました。特に注視すべきは大牟田に炭鉱産業が無くなった後の交流です。大牟田市は「公害」の都市から環境保護の都市に変わるため様々な苦労―技術開発に取り組み一定の成果を挙げました。「大気汚染などに悩む大同市側が日本の環境技術を学びたいと要望。2004年からJICA(国際協力機構)の事業を活用した支援が始まった」のです。大同市からの環境研修先は水俣、北九州市、大牟田といわば「公害」先進地でした。10年を超える研修受け入れに合わせ、大牟田市が取り組まれたのは大牟田市からの専門家を派遣して、大同市の植林支援、友好の桜植樹、環境教育「緑の教室」活動などの事業でした。
こうした活動により「交流で緑化技術が高まり、緑地が増えた。空気も以前よりきれいになった」と喜びの声を孫貴さんが寄せられています。8月20日大牟田で行われた「日中友好書道展」に大同側の通訳として来られた時の取材だろうと思います。
(下:2015年8月27日朝日新聞・後藤たづ子「アジア手つなぐ市町村」の一部 大牟田―大同 きれいな街へ緑化技術高める」より)
孫貴さんは大同市より派遣された研修員として大牟田市役所に1年間勤務され、多くの市民の方々とも交流されました。研修が終わって大同市の外事弁公室で勤務され、大牟田市からの訪中団受け入れ等尽力されてきました。現在は退職されましたが、大牟田市と大同市の懸け橋として友好交流活動を続けたいと話されていました。大牟田ー大同のほか、大分ー武漢、宮崎:綾ー韓国:鎮安郡、太宰府ー韓国:忠清南道扶余郡等13市町村のケースが紹介されています。