大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

イベント案内 6月13日 コンサートドラマ「ピアノのはなし」

2013年05月31日 20時10分16秒 | 日記
 大牟田市生まれの俳優で、大牟田市大使も務める中西和久さんのコンサートドラマ「ピアノのはなし」が開催されます。日時は13日午後7時からで、場所は大牟田文化会館小ホールです。コンサートドラマとはどういったものか?ドラマのストーリーは?と言ったことは省略して、ここではチラシにある中西和久氏の紹介を転載します。

 <中西 和久>
 大牟田市生まれ。      
 俳優小沢昭一氏に指示し俳優修業。
 『しのだづま考』の演技で文化庁芸術祭賞、
 エカテリンブルグ国際演劇祭特別賞等を受賞。
 国内外での評価も高く、'98年には同作品で
 新国立劇場記念賛助講演を飾る。
 「人権」や「平和」をテーマに独自の劇世界を創造している。
 福岡県文化賞、大牟田市制功労者表彰等を受賞。
 KBCラジオ対談番組『中西和久ひと日記』は17年目に入る長寿番組。
 大牟田大使。
 京楽座主宰。

チヤレンジデー ごみを袋にいっぱい

2013年05月31日 10時11分48秒 | 日記
5月29日はチャレンジデー2013。
大牟田も各地でイベントが開かれました。

いくつか参加してみたいなと思う活動がありましたが、
場所が近くで参加しやすいところを選びました。
宮原坑跡 10時集合の
「鉄道敷 クリーンウォーク」です。
ところが実は、
宮原坑と宮浦坑とを間違ってました。
宮浦坑は近いのですが、宮原坑は結構遠いのです。
誘った友達も行ったことないとのこと。
地図を調べあそこらへんかと分かった次第です。

当日は、雨上がりの良い天気。
帽子を被って、タオルを首に巻いて、
友達と一緒に集合場所に行きました。    スタッフの方々がチャレンジデーの旗を立て準備されています。
ちゃんとごみ袋や軍手が用意されていて、助かりました。

宮原坑の竪坑から(コース解説①)


三池炭鉱の専用鉄道敷きが残っています。
鉄道敷きの小石・バラスもコンクリートの枕木のボルトも
雑草の中に長く続いています。
良く残っていたものです。

どこが終点だったのか? (コース解説②)
講師の坂井さんから旧炭鉱施設の解説を聞き、
                         (鉄道敷きから見た櫓)
宮原坑が石炭を堀り尽くした後は
湧水汲み出し坑として活用されたことや
掘り尽くした後の坑道の後処理の仕方等
三池炭鉱―経営の妙が判ってきました。
                      
(捲き上げ室の煉瓦塀と鉄管)   (捲き上げ機室内の機械)
鉄道敷きを歩き、ごみを拾って歩きました。
以前は大牟田一広い炭住地だった所。
今、炭鉱の社宅は一つも無く、
最新式技術を集積した浄水場や(コース解説―文化財)
新しい団地に生まれ変わっていました。
炭鉱の町に生まれ育っているのに
知らないことばかりです。

炭鉱の町の100年以上の歴史を (東側から見た宮原坑櫓)
約2時間で探訪し、頭も活性化。
ごみ袋にもいっぱいになって、
史跡周辺も綺麗になり、
有意義な活動に参加できたと実感。
万歩計もヨシヨシと表示してるし、
程良くお腹も減って、次の楽しみが待ってます。

<見学コース解説より>

① 宮原坑跡― 明治、大正時代の万田坑と並ぶ主力坑として年間40~50万トンの石炭を産出していました。昭和6年に閉坑し、現在は第2竪坑櫓と捲き上げ機室などが残されています。国の重要文化財・史跡の指定を受け、大牟田市民をはじめ国民共通の財産であるこれら「近代化遺産」が世界遺産となるよう取り組んでいます。

② 三池炭鉱専用鉄道敷― 三池炭鉱専用鉄道は三池炭鉱で算出する石炭及び炭鉱で使用する資材並びに、関連工場の製品・現材料を輸送する目的で施設された鉄道です。官営時代の明治11年に整備された馬車鉄道を起源とし、明治38年には横須浜ー三池港までの全線が開通しました。大正12年には全線電化が完了、最盛期には総延長150kmに及び、通勤者等を運ぶ客車も走っていました。現在も一部の路線が使用されています。

その外の文化財
○ ありあけ浄水場―平成24年4月から大牟田市・荒尾市に安全で安心な水を供給している共同浄水場です。最先端の浄水方式である「膜ろ過」の導入によって、浄水場に流れ込んでくる水の力を利用してろ過する等、エネルギー消費を出来るだけ節約した環境に優しい浄水場です。また、県境を越えた共同浄水場は全国で初めての取り組みとして注目されています。 





薬草茶 体験

2013年05月24日 10時19分45秒 | 日記
 新緑香る5月、茶塘では10日えびす市にあわせ、お茶サービスを行いました。
あいにくの雨で、何となくわびしい日和でしたが、
近郊からの農家さん達は元気。
茶塘にはお友達がきてくれ、一か月ぶりの再会。
近況報告のお喋りになやかやと賑やかでした。

Tさんが朝摘んだ庭の薬草を沢山運んで来てくれました。
どれも青々して生命力たっぷり!緑の色もどれも違っていて個性的です。
すがすがしい香りが私たちを元気づけます。 
左からどくだみ、スギナ、カキドオシ、
ヨモギ、柿の葉、クワの葉と説明を受けます。
カキドオシという薬草は初めて知りました。
どんな垣根も越えて繁殖すると言うところからその名がついたそうです。
さっそく薬草茶づくりに挑戦しました。
挑戦と言っても至って簡単。
農薬など使っていない、摘みたての生葉ですから、
水で洗って、適当にブレンド、煮だすだけです。
出来上がった薬草茶と             
えびす市で売られたお弁当(穴子ちらし寿司200円)と
一緒に頂きました。

Tさんのお庭の草草、お花の成長の模様など面白い!
豊かな緑に包まれての生活です。
知らない不思議なことがいっぱいです。
そーか、見たことないんたいネ。なら、写真を撮っとくたい。

<庭の植物成長日誌>のプロジェクトが生まれました。

そういえば小さい頃、社宅暮らしでしたが、
庭は畑になっていて、
ナス、トマト、キウリ、カボチャなどの野菜、
トウキビも植えてありました。
お父さんお母さんも元気でした。

*カキドオシ*
『薬草・漢方薬 効き目のある飲み方作り方』
 鈴木ヤエ・松田智恵子著 新星出版社1996年
 口絵より
 写真あり
  解説―
    科名・・シソ科  生薬名・・連銭草(れんせんそう) 
    効用・・強壮、利尿薬などに用いる。慢性の風邪にも有効。
        子供の疳、ひきつけにも効き虚弱体質も改善される。
        また葉のしぼり汁は水虫やた虫によいといわれている。
    詳しくはP108参照

 残った薬草は乾燥させて保存しています。 





イベント案内 橘香園が初公開されます

2013年05月23日 22時37分15秒 | 日記
 有明新報によりますと、上内のミカン園が観光農園のオープンを目指して、一部一般公開されるそうです。農事資料館の設置も計画をされているそうで、農業振興にも大きな貢献が期待されます。ミカンの香り豊かな上内の自然をたっぷり浴びてリフレッシュ!
さあ!出かけましょう。

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ミカン畑でピクニック
       橘香園 初の一般公開

 大牟田市上内の立花農園(立花民雄代表)は11日から、同園のミカン畑「橘香園」の一部を開放している。一般開放は初めてで、立花代表は「季節ごとの花を植え、ピクニックなどが楽しめるようにしました。立花家農事資料館の設置も計画しており、来年春には観光農園の本格オープンを目指しています」と話している。
橘香園は昭和11年に日本で最初の早生(わせ)ミカン普及を目的に開園した。広さは約12ヘクタールあるが、最近では一部が放置され、竹や雑木に覆われていた。立花農園は5年前から復元作業を開始。畑は斜面にあり、大型機械を入れることが出来ない為手作業で木や竹などを除去。これまでに2ヘクタールほどを再生した。
 開園当時のまま、崩れずに残っていた石垣の段々畑には上内の豊かな自然を眺めながらくつろげるようしばふを植え、ポピーやヤグルマソウ等の花も栽培。ミカンの白い花も盛りを迎えている。
 しばらくの間は土曜、日曜、祝日の午前10時から午後4時まで開放する。問い合わせは立花農園(電話58-0102番)へ。
 有明新報 矢野大輔 2013/05/14号より

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大牟田市にも 島がある

2013年05月19日 09時07分59秒 | 日記
2013/05/18
 朝日新聞に「ふくおか 島めぐり」という連載がされています。
藍島、大島、神ノ島、能古島、間島、白島、相島、馬島、沖ノ島、、。
そしてNO8(5月8日号)には、大牟田沖の初島・三池島が取り上げられていました。
大牟田市にも島があったのです。
実はこれは人工島。海底炭鉱の入排気の働きをしていました。

あーそういえばあったね。甘木山からも良く見えていたね。
と思いだされた方も多いと思います。
でも、島っていっても、どのくらいの大きさ?と聞かれたら、
それが知らんもんね、としか言えないですね。

実は私、以前この初島に行ったことがあります。
同僚の船で、何人か一緒に乗って行きました。
島には3㎝ばかりのニナの様な細長い巻貝が沢山いて、
夢中になって取って、バケツに1~2杯はあったと思いますが、、。
後どうしたか?思い出せないくらい昔の話です。
「一般の人は上陸出来ない」と記事に書かれています。
その当時は行けたのでしょうか? 写真もあったはず、、。
この機会に良く見て勉強しましょう。
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新聞記事を全文掲載します。    
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 海底炭鉱 吸って吐いて
   初島・三池島
 ふくおか 島めぐり 8  
海底坑道の入排気などのために造られたのが大牟田市沖合の「初島」と「三池島」。炭鉱閉山後にその役目を終え、入排気坑はコンクリートでふさがれた。
 人工島について執筆がある大牟田市職員の山田元樹さん(50)よると、「初島」は直径120メートルの円形で、1954年に竪坑が出来た。軟弱の潟土だったが土木工学の粋を集めて造られた。それだけに当時の市民には誇りと親しみを持って迎えられ、今でも地元にはその名が銘菓「初島」として残る。
「三池島」は直径92メートルの円形で70年に完成し、深さ520メートルの竪坑があった。ここから空気を入れ、初島から排気した。
日本野鳥の会会員によると、三池島はベニアジサシやコアジサシの繁殖地で、とくにベニアジサシ繁殖地では日本の北限という。毎年6月ごろにベニアジサシ数百羽が渡来、草むらに巣を作り、やがて若鳥と一緒に南へ戻っていく。
山田さんから、「大牟田周辺の海には別に二つの人工島があった」と聞いた。二つの島は埋め立てで陸続きになり、残っているのが初島と三池島と言う。
注記: はつしま・みいけじま
  初島は大牟田市の沖合約2キロ、三池島は市沖合約5.5キロにある。今も企業所有地で、両島とも一般の人は上陸できない。三池島は渡り鳥の繁殖地として有名。日本野鳥の会の会員がチャーター舟で上陸し観察している。
( 朝日新聞 堺 謙一郎 2013/05/8号より )
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