「新元《令和》に改元される5月1日、古代に防人(さきもり)が守りについたとされる福岡市西区の能古島で、新たな時代の平和を願う狼煙(のろし)が上げられる」そうです。「狼煙をたくのは観光施設<のこのしまアイランドパーク>内にある狼煙台」です。「万葉集に『沖つ鳥 鴨とふ小舟の 還り来ば 也良(やら)の崎守 早く告げこそ』という歌があり、 <也良>とは施設付近の岬の地名、崎守とは防人を指す」そうで、「令和の出展となった万葉集に、能古島が舞台となった歌が読まれているのに着目して」のイベントです。「書道家が令和の文字を揮毫した後、正午から約1時間、杉の葉や枝をたく」とのことです。「さまざまな場所から島の狼煙を眺めてもらい、令和の始まりを記憶にとどめてもらえたら」と主催者「久保田美代子会長が話」されています。
(下:2019年4月20日西日本新聞-下田佳史「新元号《令和》祝い狼煙 万葉集に詠まれた能古島 来月1日 新たな時代の平和を願う」より)
(下:2019年4月20日西日本新聞-下田佳史「新元号《令和》祝い狼煙 万葉集に詠まれた能古島 来月1日 新たな時代の平和を願う」より)