大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

西村健さん新作『不死鳥』刊行

2024年03月05日 05時22分22秒 | 日記

西村健さんの新作『不死鳥』が新聞に紹介されました。
「福岡県内大牟田市で育った作家、西村健さん(58)=東京=が小説『不死鳥』を刊行した」〜大牟田で育ったと紹介されています。
 どんな小説なのでしょうか?
 「1996年のデビュー作『ビンゴ』で躍動させた新宿ゴールデン街のバー〈オダケン〉のマスター小田健と、福岡を舞台にした連作で活躍するラーメン屋台〈ゆげ福〉の店主、ゆげ福こと弓削匠。2人の兼業探偵に新作で初タッグを組ませた」とのことです。が、「『この2人だけだとつまらない』と、研究室の外に出るの嫌がるゆげ福シリーズの偏屈科学捜査官・田所を絡ませた」そうです。
 あらすじは「連続放火事件の捜査協力を求められた田所が東京にやってくる。犯人〈不死鳥〉の犯行予告には永井荷風の街歩き随筆が使われ、オダケンが田所と反目し合いながらも現場を踏査する」〜犯人が〈不死鳥〉と名のっているんでしょうか?
 「作中ではオンライン飲み会が登場し、福岡・天神では大規模な再開発事業が進行中」、「変わらない新宿ゴールデン街と大きな変化の途上にある福岡の対照的な2都市を舞台にした」とのことです。
 西村さんは、「オダケンは十何年ぶりに書いていて、めちゃくちゃ楽しいとですよ。勝手に動いてくれるし、勝手にしゃべってくれゆげ福も勝手にしゃべります。間が空いていたけど、やっぱ懐かしい友だち会ったみたいな感じでした。」と楽しんで書かれたことを話されています。どんなおしゃべりなのでしょうか?興味津々です。
 「考えるより先に体が動く男とじっくり頭を働かせる男の共演。物語は意外な結末を迎え、すべてが解決する訳ではない」そうです。
「兼業探偵2人の次の物語はあるのか?」という質問に「『何も考えておらんですが、人気がでれば』。故郷の福岡・大牟田を愛する作家は、大牟田弁でそう語った」とのことです。
(下:2024年2月21日 西日本新聞〈文化欄〉古賀英毅「西村健さん 新作『不死鳥』2人の兼業探偵初コラボ オダケンとゆげ福 『勝手にしゃべった』」より)


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