太陽と月を表す貝があるそうです。
採れるのは鹿児島県日置市吹上浜。〜吹上浜は「日本三大砂丘」の一つで、砂の祭典(砂アート)でも知られた所ですね。
「9月から翌年3月まで、吹上浜で多く水揚げされる〈月日貝〉」のことで、「貝の表が太陽の赤色、裏が月の白色をしていることが名前の由来で、実に貴重な貝だ」と紹介されています。〜ホント不思議で、ロマンチックです。写真でみると貝柱部分が大きい貝のようです。味は?
「漁協ではこの貝の資源保護を目的に禁漁期間を設けるなどして品質向上に取り組んでいる」そうです。「水揚げされる多くの魚介類はもちろん地元の新鮮な野菜、果物、工芸品などを《江口蓬莱館》(同市東市来町)で販売」されており、「地元の方はもちろん、隣接する鹿児島市などからも連日、大勢のお客様が来館され、大にぎわい」だそうです。〜〈月日貝〉大切にして欲しいですね。タイラギのような苦難の貝にならないようにしてもらいたいです。
(下:2024年2月21日 西日本新聞〈寄り道逸品〉欄「太陽と月を表す貴重な貝 江口蓬莱館 鹿児島県日置市」より)