台風も大した事無く北上してくれて、朝から晴れ! 2機目の紙飛行機も完成したので、今朝も昭和記念公園に飛ばしに行きました。 10時少し前に到着したのですが、みんなの原っぱには既に15人程も紙飛行機を飛ばす昔子供が集っていました。 遠くから眺めると「あの人達、何してるんだろう?」状態ですね。原っぱ中央に聳える丸い樹形の大木と、原っぱ北に寄った位置にある尖った樹形の大木の間の芝生に徒手空拳と見える年配の10人以上の男性が、手をかざして空を見上げたり、ただ突っ立っていたり、ゆっくり歩いている様に見えるのです。 実際は、誰もが細いゴムひものパチンコを引いて飛行機を空中へ発射した後、平均すると20秒程の時間は飛行する機影を追い、 着地したのを見届けて、ゆっくりと歩いて行ってそれを拾い、飛行姿勢を観察していた結果を元に翼の状態に微妙な調整を加え、 またゴムパチンコで発射する動作を繰り返しているのですけれど、 紙飛行機の全長は20cm弱とちっぽけな物だから遠くから眺めると、何も持っていないように見えてしまいますね。
僕の2機目の出来は一機目に較べたら格段の進歩では有ったのですが、 他の方の機体に較べたら、レベルが数段階以上も低かったです。 機体の胴体も翼も決定的に剛性不足でした。 その理由は使った紙の規格が違ってました。 ケント紙の200番では無くて、200kgでないといけなかった様です。 それにケント紙には”紙目”と呼ばれる性質が製紙過程で生じるらしく、一枚の紙からたとえば主翼を切り出す場合に紙の剛性(紙目)が強い方向を翼の長手方向に一致させる様にするとか、 胴体の作成時には、厚手の鋼材できつく締め付ける力を加えながら紙を貼り合わせる事をする人も居るそうです。 僕のような初心者は2mm程度の桧材を胴体として利用するのが無難だろうとの話でした。 また機体の重心位置なんかも、まったくいい加減でした。 家の近くの広場で滑空させた時は滑らかに飛んでOK!と思った物が、ゴムで発射するとすぐに宙返りしてしまい高度が上がらないのです。 見ていた先輩は「重心の位置がおかしい様だね、貸してごらん」と言って、チョチョイと重心を調べ「ほら、やっぱり主翼から重心がこんなに離れているよ、これじゃ宙返りしちゃう!」と的確にアドバイスしてくれます。
現役の時の電気回路の扱いなんかでも、思ったように動かない、性能が出ないなんて悩んで居る時、傍で見ている先輩にはハッキリと原因が見えていたり、 原因追求のために何をするべきか判っていて、自分でやればテキパキと処理できるのだけれど、若手のスキルアップのために、もたついて時間がかかるのを、やきもきしながら経験を積ませるために眺めている風景がよくありましたっけ。
趣味の紙飛行機の世界でも初心者と古強者の間では理論と経験の差は大きいですね、 一足飛びに成長する必要はありませんけれど、僕は先輩でも後輩でも人から話しは気軽に聞いてしまいます。 仕事ではなおさらですね、特に制御ソフトなんかの場合、公式に残されているドキュメントを手に入れるのは勿論、 それ以外の個人的に保管されている資料、 まとめ過程で生じたトラブルやその対応策など、公式ドキュメント化されていない情報も仕事を抜かりなく纏めあげるためには役立つことが多いですから。 ただ、そんな情報を出してもらう場合、情報を持っている相手との人間的な相性もあるし、難しい場合が多いですけどね、公式の資料だって出し渋る奴も中には居たからな... そんな悩みの無い、今の生活は天国か? 退屈か? 微妙なところではありますけれど。
僕の2機目の出来は一機目に較べたら格段の進歩では有ったのですが、 他の方の機体に較べたら、レベルが数段階以上も低かったです。 機体の胴体も翼も決定的に剛性不足でした。 その理由は使った紙の規格が違ってました。 ケント紙の200番では無くて、200kgでないといけなかった様です。 それにケント紙には”紙目”と呼ばれる性質が製紙過程で生じるらしく、一枚の紙からたとえば主翼を切り出す場合に紙の剛性(紙目)が強い方向を翼の長手方向に一致させる様にするとか、 胴体の作成時には、厚手の鋼材できつく締め付ける力を加えながら紙を貼り合わせる事をする人も居るそうです。 僕のような初心者は2mm程度の桧材を胴体として利用するのが無難だろうとの話でした。 また機体の重心位置なんかも、まったくいい加減でした。 家の近くの広場で滑空させた時は滑らかに飛んでOK!と思った物が、ゴムで発射するとすぐに宙返りしてしまい高度が上がらないのです。 見ていた先輩は「重心の位置がおかしい様だね、貸してごらん」と言って、チョチョイと重心を調べ「ほら、やっぱり主翼から重心がこんなに離れているよ、これじゃ宙返りしちゃう!」と的確にアドバイスしてくれます。
現役の時の電気回路の扱いなんかでも、思ったように動かない、性能が出ないなんて悩んで居る時、傍で見ている先輩にはハッキリと原因が見えていたり、 原因追求のために何をするべきか判っていて、自分でやればテキパキと処理できるのだけれど、若手のスキルアップのために、もたついて時間がかかるのを、やきもきしながら経験を積ませるために眺めている風景がよくありましたっけ。
趣味の紙飛行機の世界でも初心者と古強者の間では理論と経験の差は大きいですね、 一足飛びに成長する必要はありませんけれど、僕は先輩でも後輩でも人から話しは気軽に聞いてしまいます。 仕事ではなおさらですね、特に制御ソフトなんかの場合、公式に残されているドキュメントを手に入れるのは勿論、 それ以外の個人的に保管されている資料、 まとめ過程で生じたトラブルやその対応策など、公式ドキュメント化されていない情報も仕事を抜かりなく纏めあげるためには役立つことが多いですから。 ただ、そんな情報を出してもらう場合、情報を持っている相手との人間的な相性もあるし、難しい場合が多いですけどね、公式の資料だって出し渋る奴も中には居たからな... そんな悩みの無い、今の生活は天国か? 退屈か? 微妙なところではありますけれど。