釣行・3日目

2009-10-29 21:01:27 | 国内旅行と山歩き
 利根川の河口、波崎漁港に来て3日目の朝、 車に入り込んだ蚊に刺されて、痒くてよく眠れませんでした。  顔面や手足を襲う異常な蚊の攻撃が、車の後部の窓が少し開いていて次々に新手が侵入して来ている事になかなか気づかなかったのが失敗でした。

 今朝は午前中で釣りを切り上げて帰る予定になってました。 それまでの間に「蟹が何匹か取れれば嬉しいね」と釣り始めたのですが、たったの一匹釣れただけでお終い。 ハゼの仕掛けも降ろしたのですが、こちらも釣果なし。 地元の釣り人も「台風で海底が荒れて、暫く良い釣りは望めない」と達観した様子を見せていたから、よそ者の僕たちが頑張っても見込みが無さそうです。 それで早めに切り上げて帰途につきました。 時間はたっぷり有るので、高速道路を使わずに、利根川沿いの一般道を佐原、柏と辿り、熊ちゃんの家まで帰って来ました。 そこで釣りの師匠の熊ちゃんからハゼの捌き方を教えてもらいました。 最終形は写真の様に天麩羅の具材として仕上げます。 手順は以下です。

1. うろこを外す : 包丁の背で尾側から頭に向かってこすり落とす。
2. 頭とひれを胴体から切り離す。
3. 腹に切れ目を入れて、内臓をかきだす。
4. 全体を水で良く洗う。
5. 紙タオルで魚体の水分をふき取る。
6. 胴を3枚に下ろす要領で中央の骨の部分を除去する。
   (尾と両側の肉の部分はくっついたままになる様に)

 自宅に戻ってから、これを天麩羅に揚げて、ビールのつまみに食べてみましたが、淡白な味でとても美味しかったです。
これなら、「全部持って行きなよ!」と言ってくれた熊ちゃんの言葉に従えばよかったなあ...
実を言うと今まで、ハゼを食べたことが無かったのですよ。 次は大物や蟹が釣れなくて”ハゼなら釣れる”場面があったら、もっと真面目に釣って見ようと思いました。



昨日のブログで触れた蟹網の写真をのせておきます。餌袋の中の餌は秋刀魚の切り身です。 この仕掛けを道糸の先に取り付けて、リール竿で投げ込みます。
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