使わない筋肉

2009-10-13 23:35:21 | タナカ君的日常
 長野へキノコの駒打ちに出かける日に途中で群馬県藤岡市の叔母の家に立ち寄ったのだが、2週間ほど前に3月に背骨を手術した病院に再入院していると聞いた。 それでキノコ打ちの帰り道に北関東高速道路で伊勢崎に寄り道して病院を訪れた。 ベッドに横たわっていた叔母の話では、 家の中での家事がままならない程腰の痛みや足の痺れが、相変わらずひどいので入院したのはよいけれど、 トイレつきの個室でのベッドからお便所への数歩の移動中に転んで「腰のあたりと、肩の辺りを打撲して、困ったことになっている」そうだ。

 6月に三鷹の病院に入院しに来た時に「叔母さんの入院生活は動かなすぎて、痛みや痺れが解消しても、筋肉が弱ってしまい、 歩けなくなる」と感じたのだが。 まさに、その心配が現在進行形で現れてしまっている。 結婚して広島に住む山仲間からは車椅子に座った母親との2ショットが送られて来た事があったが、彼女のお母さんの場合、流動食主体で噛む作業の少なくなった顎の筋肉が職場放棄を始めて、顎の関節が簡単に外れるようになってしまったそうで、 顔の周囲に頭頂部から下顎を包むバンドが巻かれていましたっけ。 若いときに幾らチョキン(貯筋)しておいても、こっちのチョキンは普通の貯金と違って使わないとドンドン減ってしまう様ですね。

 ショージ君の奥さんは介護ヘルパーの仕事をしているのだが、 仕事で接している人々の生活から「動かなくなると、更に動けなくなる」を実感しているそうで、 自身毎日の生活の中で強度のある散歩を実践しているとか。 そうは言っても、僕の妻と週に一回、多摩動物園や府中の森、多摩川上水を拝島の更に先まで等と家から5km以上あるところへ平気で往復の散歩をやっていた人が、ひざ関節に痛みが出て「ウオーキングは暫くお休み」なんて事もあるし。 

 故障しない程度、適度に動いて生活を楽しみましょう。
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