拾い物で3千円ゲット

2011-06-19 20:05:48 | タナカ君的日常
 先日に落し物をしたばかりですが、今日は拾い物をして合法的に3千円もゲットしました。

 散歩コースの後半、高松町交番を過ぎて立川通り脇の歩道を北上中、東大和方向へ向かう走行レーンの中央付近に黒いゴミ袋の様に見える物体が落ちていました。 路上の物体は通行する車両のタイヤが丁度またぐ微妙な場所にあったお陰で、ひき潰されてはいなかった。 最初は「ゴミでも入れた黒いビニール袋か?」と思っていたのだが、近づくに連れてがっしりした袋に見えてきた。 車の通行中にそれを拾うのは危険なのだけれど、最接近した時、丁度横断歩道の信号で車が停止した。 そのタイミングに車道中央に有ったそれを拾ってみた。 歩道に戻って確認してみると完全防水機能を備えた頑丈な袋でした。 NZ旅行の時に楽しんだシーカヤックに装備されていた防水バッグと同じタイプでした。 幅40cm、長さ1m程の大きな片側に開口のある封筒型をした防水生地で出来た物です。 入り口部分を2・3回折り返して留め具で閉め切ると完全防水になり水がどんなに掛かっても中身は濡れない袋です。 場所柄からするとバイクの荷台にでも括り付けられていた荷物が落ちちゃったものと思われます。
 
 開けて中身を見たら、財布等が入った手提げ袋や北海道土産のお菓子の包等が見えました。 交番まで300m程の距離でしたから、早速届けました。 対応してくれた交番のおまわりさん落とし物の一件書類を制作したばかり「また、拾い物かい、たった今受け付けたばかりだぜ・・・」の面持ちで僕が届けた防水袋の中身を確認しました。

 手提げ袋の中には白とピンクの携帯電話2台、そしてグッチ柄の財布の中には3万円弱の現金、運転免許証、郵便局のキャッシュカード、VISAカード、健康保険証などカード類が多数。 何故か歯磨きチューブなんかも有りました。

書類作成の前におまわりさんが僕に聞きます。

警官 : 「どうします?免許証も入っているし、落とし主は直ぐに名乗りでて来ると思いますが、権利放棄しますか?」

僕 : 「 いいえ、権利は放棄しません、年金暮らしなので、
      たとえ少しでもお金貰えるなら、有り難いですから」

警官 : 「じゃあ、そっちの書類で書きますから」

そう言って、一件書類を作成して僕にTop写真の控えを渡してくれました。

 でもって、歩いて家に戻ってみると電話のそばでメモ用紙に書き込みしていた妻が、「何やら交番だとか落し物だとか訳の判らん電話が有ったばかりですよ」と言う。 掛かってきたばかりだという携帯の電話番号に電話すると、警察に届けた品物の持ち主らしい。 電話の主は男性。 警察が保管している品物を受け取るためには、拾い主に渡した書類が必要になると言われたので電話をしたとの事だった。 拾った財布の中の免許証は若い女性の写真だったのに、相手が男性なのは不審だなと思い、警官が居る場で書類を手渡す方がよかろうと判断し、 警官の居る面前で僕の持っている書類を渡す事にしました。

 「今どこに居るのか?」聞いたら中央線と立体交差する立川通りの付近との事だったので、丁度時間的にお互いの中間地点付近になる、拾い物を届けた高松町交番で落ち合う事にしました。
 
 僕が自転車に乗って交番に到着するとまもなく、待つほどもなくヘルメットを手にした2人連れが到着しました。女性のほうは一目で免許証の写真の女性と判りました。 そして相手の方も無事に落し物を受け取り、僕もお小遣いをゲットして。 ハッピーエンドとなりました。
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