6日に見物した神社境内の伐採作業、翌日の散歩の際に立ち寄った時には既に太い幹も写真の様に切り倒され、50cm程の長さに切り分ける作業が進んでいました。 この時に職人さんが使って居たチェーンソーは樹の直径60cm程を突き抜け更に先に先端が飛び出すほど大きな物。 「プロは道具も揃えて居るものだな・・・」と思いながら眺めましたけれど、樹上での枝切り作業ほどの見るべき技も感じられないので、写真を撮っただけで、そそくさと立ち去りました。
さて、今日は伐採作業の最後の話題です。
作業は樹上の職人さんを中心にして地上には2名が作業、都合3名での共同作業で進められていました。
樹上の職人さんの最後の仕上げはチェーンソーで枝の切断です。 それは枝の落下する側に切り込みを入れ、次にその反対側にチェーンソーを当てて切断するのです。 それなりの太さの立木の枝を鋸で切り落とした経験のある人なら、この手順は納得出来るでしょう。 鋸の歯が切り進むに連れて対象物に挟み込まれて、動かせなくなる、そんな不都合を避けるにはこの手順で有るべきなのです。
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そして地上側の主な作業の内容は下記の2つです。
1. 切断した樹の枝を地上にユックリ降ろすためのロープ操作。
2. 地上に下ろした枝の片付け、
樹下から別の場所への集積。
搬出しやすい長さに切断。
切断された樹の枝は長さも重さもまちまちです。 軽いものは地上側でロープを持って、ユックリロープを繰り出せば、それで下ろせます。 ところが重量のある奴は支点1箇所の摩擦を利用しただけでは地上作業員はロープを持ちこたえられません。 そこで下図の様にロープを樹の幹に重さに応じて何回か巻きつけ摩擦を増やすのです。 それで重い枝でも容易に下に降ろす事が出来るのです。
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一昨年の夏、簗場の山荘で胡桃の樹の枝を払った時のことを 「ロープの長さに余裕が有ったら、あの時ももう少し上手く降ろせただろうな・・・」 と懐かしく想い出す僕でした。
「伐採作業見物」のタイトルで書き綴ってきた記事も今回で一区切りです。
さて、今日は伐採作業の最後の話題です。
作業は樹上の職人さんを中心にして地上には2名が作業、都合3名での共同作業で進められていました。
樹上の職人さんの最後の仕上げはチェーンソーで枝の切断です。 それは枝の落下する側に切り込みを入れ、次にその反対側にチェーンソーを当てて切断するのです。 それなりの太さの立木の枝を鋸で切り落とした経験のある人なら、この手順は納得出来るでしょう。 鋸の歯が切り進むに連れて対象物に挟み込まれて、動かせなくなる、そんな不都合を避けるにはこの手順で有るべきなのです。
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そして地上側の主な作業の内容は下記の2つです。
1. 切断した樹の枝を地上にユックリ降ろすためのロープ操作。
2. 地上に下ろした枝の片付け、
樹下から別の場所への集積。
搬出しやすい長さに切断。
切断された樹の枝は長さも重さもまちまちです。 軽いものは地上側でロープを持って、ユックリロープを繰り出せば、それで下ろせます。 ところが重量のある奴は支点1箇所の摩擦を利用しただけでは地上作業員はロープを持ちこたえられません。 そこで下図の様にロープを樹の幹に重さに応じて何回か巻きつけ摩擦を増やすのです。 それで重い枝でも容易に下に降ろす事が出来るのです。
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一昨年の夏、簗場の山荘で胡桃の樹の枝を払った時のことを 「ロープの長さに余裕が有ったら、あの時ももう少し上手く降ろせただろうな・・・」 と懐かしく想い出す僕でした。
「伐採作業見物」のタイトルで書き綴ってきた記事も今回で一区切りです。