このところ地震を研究している組織や研究者から首都直下型地震や東南海地震が発生した場合の震度の見直しや被災想定の見直しが発表されている。 其れ等は、従来発表されていたより広範囲で大きな震度となると言い、津波の高さも高く見積もりし直したりている。 そんな震度の強い地域を赤く塗った地図等を見せられても「 地震学者共め、お前らコンピュータでお絵かきして遊んでいるだけじゃねーか、地震予知なんて出来もしないくせに 」と冷ややかにTV報道を眺めているのだけれど、 「既設の建物には耐震補強を!」「新たな津波の推定では水没が予想されてしまうことになる、そんな避難施設をどうしようか?」 と意見を述べる人達がテレビの画面には登場したりする。
更に笑っちゃうのは地震に伴う死者数の予測数値なんて10%の精度も無いだろうに、例えば千人オーダーの死者数を8972人などと2桁以上細かな”1の位”の数字まで表現してみせたり。
一世代から二世代の間には強い地震に見舞われる日本、 耐震補強したってひび割れたり傾いたりして建て替えしなけりゃ住むき持ちが起こらない状態になったりする。 何も今ある建物に新たに金をつぎ込んで追加の補強工事なんてやることは無いだろうよ。
「補強工事費用は損壊後の再建費用の足しにするために取って置けば」そんな風に考えてしまいます。「建物が倒壊して人命が失われるのを防ぐためには補強工事は必要だ!」そんな議論には、 いつものことながら「たまに地震で1万人程度、死んだって良いじゃねーか、毎年、毎年の自殺者は3万人だぜ・・・」と呟いてみたりする。
更に笑っちゃうのは地震に伴う死者数の予測数値なんて10%の精度も無いだろうに、例えば千人オーダーの死者数を8972人などと2桁以上細かな”1の位”の数字まで表現してみせたり。
一世代から二世代の間には強い地震に見舞われる日本、 耐震補強したってひび割れたり傾いたりして建て替えしなけりゃ住むき持ちが起こらない状態になったりする。 何も今ある建物に新たに金をつぎ込んで追加の補強工事なんてやることは無いだろうよ。
「補強工事費用は損壊後の再建費用の足しにするために取って置けば」そんな風に考えてしまいます。「建物が倒壊して人命が失われるのを防ぐためには補強工事は必要だ!」そんな議論には、 いつものことながら「たまに地震で1万人程度、死んだって良いじゃねーか、毎年、毎年の自殺者は3万人だぜ・・・」と呟いてみたりする。