東電 無主物

2012-04-14 07:23:12 | タナカ君的偏見
 昨日の記事で話題にした雑誌の中で「東電は広範囲に被害を与えている放射性物質による汚染に対して「飛び散ってしまった放射性物質は無主物」となっているから、「東電に汚染除去の責任は無い」その様な主張を展開したとあった。

 ふざけた論理だと読み進んだが、聞いたこと無いマイナーな雑誌の記事に反応するのはいかがなものかと思ってダブルチェックが出来るまで保留しておいた・・・
 こんな表現は 北朝鮮によるロケット打ち上げ情報に対する日本政府の発表遅れを質問された時の政府答弁 を真似してみた。

 冗談はさておき、汚染物質は無主物であって、東電の所有物では無い。 だから除染の責任は無い・・・ そんな主張が実際に裁判の場で展開され、 裁判所の判決もそれを認めたんだそうだ。


 「 東電 無主物 」 そんなキーワードでWEB検索すると、沢山の関連情報が得られます。 その中の一つを貼り付けてみました。

********** ニュース2ちゃんねる より転載 **********

放射能はだれのものか。この夏、それが裁判所で争われた。
8月、福島第一原発から約45km離れた、二本松市の 「サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部」 が東京電力に、汚染の除去を求めて仮処分を東京地裁に申し立てた。

――事故のあと、ゴルフコースからは毎時2~3マイクロシーベルトの高い放射線量が検出されるようになり、営業に障害がでている。責任者の東電が除染をすべきである。

対する東電は、こう主張した。

――原発から飛び散った放射性物質は東電の所有物ではない。したがって東電は除染に責任をもたない。

答弁書で東電は放射能物質を「もともと無主物であったと考えるのが実態に即している」としている。 無主物とは、ただよう霧や、海で泳ぐ魚のように、だれのものでもない、という意味だ。つまり、東電としては、飛び散った放射性物質を所有しているとは考えていない。したがって検出された放射性物質は責任者がいない、と主張する。

さらに答弁書は続ける。

「所有権を観念し得るとしても、 既にその放射性物質はゴルフ場の土地に附合しているはずである。つまり、債務者 (東電) が放射性物質を所有しているわけではない」

・・・ 後略




  
 関東地方の電力供給が1週間程度止まり大混乱が生じるかもしれないけれど、 東電さん あんた一回潰れなさい、 あなた方が電力発送電の関連設備を破壊する行為をしないで明け渡せば、 電力供給を再開するのは新たな組織で出来るでしょう。 

 そのぐらいの事を政府が実行したら今までの不甲斐ない体たらくの民主党も見直すけれど。 とにかく民主党さん、あんたらもダメだったわ。 投票した俺も悪かったけどね。
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