独りで避暑生活

2013-08-06 09:00:22 | ヤナバ生活
 公民館の囲碁仲間などに「ヤナバに避暑に行く」と言っても「ヤナバって何処?」と聞かれる事が多いから「白馬近くで避暑」と言う。 それを聞いた人は 「軽井沢や箱根で避暑」 よりも 「高級感がレベルダウンしているな」と安心感を漂わせた表情をする人もいたりするが、 しかしそれでも羨ましがられることもある。

 ところが「妻は東京に置いて、避暑に行くのは俺独り」 そう付け加えると、  「お前の所の家庭はそれで破壊しないのか?」 と言った面持ちの顔をされ、 具体的な言葉で心配もされるのです。

 東京に残る妻にしてみりゃ確かに暑いけど、 それさえ我慢すれば済む話。 狭い居住スペースをより狭くするだけの夫が居なくなれば「清々する!」の気分だろうし、 近所のウオーキング仲間との楽しい歩きや、おしゃべりだって継続出来る。

 8月初旬に誕生日を迎えた妻に、 夫の僕はメールの一つも送っていないけれど、 子供から ”「お祝いしてあげるから、家においで」そんな連絡があって、孫のいる子供の所で楽しい誕生日を過ごさせて貰った”とメールがあった。 楽しいお誕生日だった様で良かったです。

 所で、いつも一緒に生活していたって、壊れる家庭は壊れますよね?。 「別れようって言うなら別れるか?!」そんな強い口調の僕の言葉を聞いていた小学生だった子供の顔には「僕はお母さんに付いて行くからね・・・」と書いてあった様な記憶もある。

 そんな僕は、きみまろの枕詞「あれから20年・・・」の「・・・」所に入る”きみまろ”風の名文句を考えて見たが、ピッタリする言葉が思いつきません。

 妻には「あれから20年、お世話になりました m(_ _)m 」 と平身低頭するしかない。
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