超短時間のお見舞い

2014-01-19 12:03:26 | タナカ君的日常
 突然の脳内出血で倒れて、囲碁の対局会場から救急車で搬送された囲碁仲間がいる。 入院直後に見舞いに行ったその後は、2ヶ月半が経過した今迄、 他の囲碁仲間に声を掛けても「よし見舞いに行こう!」の返事が無いものだから行きそびれていた。 

 でもね、「誰も知らん顔じゃ寂しいじゃないか・・・」そう思って今日の午前中に思い切って、同じ市内の病院に見舞いに行って来ました。 病室のある階のナースステーションで面会者管理ノートに記載して、病室はこっちだったな? と思って歩き出した瞬間に 「あれっ、 タナカさん?!」、「どこ行くの?」と後方から声が掛かりました。 振り向くと車いすを押されたEさんの姿がありました。 病室は入院当初の個室から別の部屋に変わった様です。

彼は

「だいぶ色々出来るようになったこと」 

「これから日課のリハビリ作業に向かう所だ」

「4月までこの病院に居て、それ以降自宅療養に入ること」

そんなこんなを車いすに座ったまま語ってくれました。

 僕が手にぶら下げた大きな買い物袋に入れて持って行った折りたたみ碁盤を見せたら、「リハビリ作業が済むまで居て欲しい」そんな素振りを見せたけど、 これから始まるリハビリ作業の30分を待って、 碁を一局打ったら、 僕の午後のお楽しみ、囲碁の対局に間に合わなくなってしまいます。

 それで「今日は顔を見せて貰っただけで引き上げるから」 と言いつつ神社で鈴を鳴らす雰囲気で、碁石を入れた碁笥を揺すって石のジャラジャラする音を聞かせ、 「リハビリ、頑張ってね!」と声を掛けて引き上げて来ちゃいました。

 超短時間のお見舞いは、たったの5分間で終了しました。
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