大町市役所・定住促進係を訪問

2014-01-30 21:07:31 | ヤナバ生活
 アルプス囲碁村会館には何度も遊びに行っているから、地元のメンバーとも気安く世間話も出来る間柄になって来た。 まあそんな関係で、「蓮華の湯」なんかも教えてもらったりしたのだが、 先日は「タナカさん、夏・秋・正月、そしてこの寒い時期、これだけ遊びに来るんだから、いっそ大町に住んだらどうかね?」 そんな風に声もかけられ、 「市役所に行くと、定住促進係りなんてのもあってせ、 土地や空き家の斡旋などもしてもらえるよ」そんな話を聞かされた。 まあ当面はショージ君の所有する別荘を利用させて貰えているのだから、何も定住するための家を捜す必要性は感じていないのが実情です。

 ところが昨日の水曜日は囲碁村会館では囲碁のない日(開催日は火・木・土)だった上に雲一つ無い日本晴れで雪の一片も落ちて来る気配も無く、雪の結晶撮影はお預け。  そんな訳で暇を持て余したから市役所を訪れてみた。 市役所2階の担当部署に行って「かくかくしかじか・・・」と来意を告げると、アンケート用紙に記入提出した上で、不動産情報などの資料を見せてもらえました。

 中に土地面積が60坪ほどで、築40年を越す空き家物件が200万円で紹介されていました。 「家は水周りを全面的に更新しないと住むのは難しいでしょう」とか 「大町辺りの坪単価は5万円程度が相場で土地が60坪あるから、普通300万円程度、しかし建物を壊すとしたらその費用も掛かるだろうから、その費用分として100万円ほど値引きした200万円(つまり土地値と言う価格設定にしてあるのだ」と説明してくれました。 市役所の係りの人は物件の見学にも連れて行ってくれました。場所的には大町市街・外縁部の住宅地の一角といった雰囲気の場所でした。見せてもらった家の内部ですが、確かに各所が傷んでいて、壁は昔風の土壁なのだが、一部が崩落して内部の竹組みが露出している箇所もあったりしてます。

  最後に「実際に取引する場合は「XX不動産」との間で契約していただきますが、その不動産屋さんは水曜日は休みなのでそれ以外の日に行ってみて下さい」 との話も聞きました。ここまでが昨日の話。

 そして今日(木曜日)の午前中、物件を担当されている不動産屋を訪れてみました。 なんだか社長はすごくざっくばらんな方で「大町周辺でそのまま住まいとして使える物件は500万円以上すると思った方が良い」「あの物件の200万と言う数字だけみると安く感じるかも知れないが、 絶対に水周りの更新工事は必須だし、そのほかの部分に手も入れて使える状態に工事してもらうには2~3百万追加の費用が掛かると思った方がよい」、 「そしてタナカさんが、今後10年間利用される(元気に過ごせる)として、そういう費用を出す価値があるか、じっくり考えて見てください」そんな風に諭され(?)ましたよ。

 午後からは囲碁村会館で囲碁の対局をしたのですが、 夕方、そろそろお終いにして帰り支度に入るころ、「市役所に行ってみなさいよ!」と教えてくれたSさんに「行って話をしたら資料を呉れて、その中の200万円の物件に興味を持ったので見てきました」 そう話すと「どんな物だね?」、「ホウ、60坪で2百万かね?」、「土地が少し狭いね」「大町辺りでは土地が安いんだから百坪は欲しいね」「だってお客さんが来た時に60坪じゃ車を停めるスペースも無いだろうし」「少しぐらいは家庭菜園のスペースも欲しいでしょ」そんな反応でした。 東京辺りの土地に対する感覚と大きな隔たりがありますね。

 しかし「家を手入れしないで使う事を考えた場合でも、車を停めるスペースが1台分しか無い事は、確かに後で困る事になりそうだ」と思いましたね。 他人の意見は聞いてみるものです。

 そして今日も、雪の撮影はまたまたお預けの一日となりました。 天候は昨日の晴天とは打って変わって午前中は曇り空、午後からは雨降りの一日で、 雪は全く降りませんでしたから。

 

 
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