成田空港へお出迎え

2015-02-05 18:00:24 | タナカ君的日常

”成田への出迎えスタイル”

 そんなタイトルで送信したメールの本文は
以下の様な文面だった

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2月5日の NARITA AirPortへ行く時に

写真の様なスタイルで出かけますので
お兄さんとお父さんに連絡しておいてください。

上着 オレンジ色
帽子 グリーン色 ”SD"のロゴ付き

胸には写真の様なカードを持ちます。
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「タナカさん、モスクワからの便で到着する留学生の家族を成田空港で出迎えて貰えないかね?」そんな依頼に 「良いですよ、やってあげますよ!」と安請け合いしたのは今月の始めの事だった。 そして、出迎えの時に目印になるようにと僕が着衣に選んだのが、オレンジ色のフリースの上着と決めて、件の写真を添付したのだった。

到着便の予定時刻は 08:35、
その出迎えには出国ゲートに09:10に到着すればOKだろう。
 そう判断して、東京駅発08:00の NEX11 の指定席を購入しておいてあったのだ。 ところが、家を出発する前に、到着便の情報を確認したら、 予定よりも15分程度早く到着するとの情報が表示されました。

東京駅のNEXが発車するホームには定刻の30分前に到着しました。 だから、 「予約した便よりも早い列車を利用出来るならばそうしよう」心の中ではそう思ったけれど、 そんな都合の良い便はありません。 乗車した列車は定刻通りの08:58に成田空港第2ターミナルに到着しました。

 1階にある出国ゲートに急ぎました。 手近なインフォメーションデスクで到着便の情報を確認すると、 事前の情報通りに到着済みでした。 

 「さて、どうしようか・・・?」と考える間もなく、携帯電話の呼び出し音がなりました、 

 「あっ、タナカさんですか?」
 「もう、外にいます」


留学生からの電話でした。

 電車が遅れた場合の待ち合わせ場所に指定しておいた、もう一つのインフォメーションデスクに急いで向かいました。 そこまで20mほどに近づくと、 向こうの方で手を振っている人の姿が見えました。 小太りの体型からすると、「お父さん」に違いありません。 送信して置いた、出迎えスタイルの写真が役立ったようです。 お兄さんは両替窓口で両替を済ませた所でした。 出迎えのプラカードの出番は無かったけれど、とりあえず無事に合流しましたから、善しとしましょう。 

 出発まで3分ほどの余裕しか無い新宿行きのNEXの乗車券を購入して、 急き立てるように電車に飛び乗りました。 10数時間のモスクワ乗り継ぎの旅で疲れが溜まって居たのでしょうか? お父さんは電車が動き出して暫くすると居眠りを始めました。 「もしかしたら英語が少しは話せるかも・・・」そう聞いていたお兄さんに「キャン ユー スピーク イングリッシュ?」と問いかけてみたけれど、返事は「ノー、 ロシア」の一言だけ。

 そんなことで、 全く会話の無いままに新宿に到着しました。 新宿からは中央高速バスの松本行き切符の購入を手伝ってから、50分後に発車するバスの時間まで、 ヨドバシカメラやヤマダ電機、パチンコ屋の店内を素通りする形で案内して時間を潰し、

 定刻11:50に発車したバスを見送って・・・
 無事に任務完了!! 

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