山菜採り@2016

2016-05-22 10:40:07 | 国内旅行と山歩き
 2016年のシーズン2度目の山菜採りに出掛けた。 行き先は新潟県魚沼地域。 主な狙いはワラビだが、 コシアブラ、 山ウド、ウルイ等を適量採らせてもらって来た。 同行者は山菜採りの師匠である義弟と山仲間のSさんの3人。 

 小出の道の駅「深雪の里」に全員集合したのは金曜日の夜8時を少し廻った頃、 すぐに小出ICに近い 響きの森公園の駐車場に移動して、 車中泊およびテント泊したが、 翌日・土曜日の朝食風景がTop写真と言う訳だ。 朝の主食はパン、 おかずや汁物はSさんが調理してくれたのだが、 汁物の具は家から用意して来ていたワカメの他に前日の津南地域に行った際に手に入った少しばかりの根曲がり竹を入れ、 サラダはレタスやトマト等の野菜サラダに、 雪まつりの際に知り合った知人宅に顔を出した際に頂いて来た「摘み菜」を茹でた物を加えるなどして、 結構な朝食を頂いたのです。

 肝心の山菜採り、 先行した僕とSさんの二人は金曜日の昼ごろに津南に到着、 駅構内の蕎麦屋で昼食を摂ったあと、 山の中の林道を走り回ってみた訳だが、 津南の知人に言われた通り「ワラビの時期はとうに過ぎている」状況で、 2人共に一握りほどの収穫量しか得られませんでした。

 夜になって到着した義弟も交えた酒を飲みながらの話も「時期が遅すぎた」、「これじゃ公民館の囲碁仲間にワラビを自慢そうに配ってあげられない」そんなボヤキ話が僕の口からは出たのです。 山菜採り師匠の義弟には「アニキ、大丈夫だよ場所によっちゃあ、これからの所も有るからさ」と慰められて夜が更けたのでした。

 そして本番の土曜日、 行動開始は6時頃、 すでに山の稜線越しに太陽が顔を覗かせて、 暑くなりそうな一日がはじまりました。 最初はいつものワラビが狙える耕作放棄地へと足を運んだのですが、 既に手折られた沢山のワラビの茎が目立つ場所となっていました。 それでも三人ともにビニール袋に1/4~1/3程度の収穫がありました。 ついで向かったのは浅草岳の周辺山域で標高が600mを越える場所、 その辺りは例年なら残雪もあったりするのだが、 今年は全く消えて無くなっていた。

 見渡す守門岳の山頂近くの稜線だって、 写真に見る様に残雪は随分と残り少なくなっていた。 照りつける陽射しは強く、カジカガエルの鳴き声の他に夏ゼミの鳴き声も聞こえるほどの陽気になっています。 途中で下山してきた山菜採りの夫婦連れに出会いましたが、 ワラビなんか、ビニール袋満杯の量をぶら下げていましたので、 「ああ、ここも駄目なんじゃないか?」とがっかり感で一杯になりつつ、 とにかく登って行ってみたところ、取りこぼしの他に、


 この様に手付かずでワラビの出て居る場所もあって、 僕達三人も満足出来る収穫を得ることが出来たのです。


 ついでの収穫、 コシアブラ




山菜自慢の人に言わせりゃ、「根本の白い部分がほとんど無い」、「こんな三級品の山ウド」だって、 ダシ汁で煮て、隠し味にごま油を使うウドの煮物は僕の酒の肴の絶品となるのです。

 別れる時にそれぞれが収穫した中から、 僕にワラビを分けてくれたSさんと義弟に感謝です。 アク抜きが済んだそれを今日の公民館囲碁に持って行って「自慢しながら食べて貰います」 
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