傷の治りが遅くなった

2016-06-02 08:05:21 | タナカ君的日常
 上向き矢印を付したのは左足の中指、 他人にとっちゃあ干からびた年寄りジジイの足の指、あまり見たくも無い写真だろうが、 本人にとっては、 しみじみと「年老いて、傷の治りが遅くなったのか?」の思いを持ちながら眺める一葉の写真なのだ。

 去年の何時頃からだったか? 爪の付け根付近の皮膚が血豆状態(血の紅味は示さず無色の液体)に盛り上がりを見せ始めた。 年が明けても少しも小さくならず、 4月に入っても相変わらず液体が入った状態で膨れあがったままだったのだ。 そこで思い切って火にかざして消毒した縫い針を皮膚に突き刺して穴を開けて、 中の液体を押し出した。 その時に指先が感じたのは皮膚の下の肉が随分と抉られて凹み状態になっている事だった。 

 そこの皮膚は絆創膏で抑えこんで、 暫く経過を見ていたのだが、 はかばかしく綺麗な皮膚にならず、 相変わらず皮下には液体(今度はやや紅味を帯びた)が溜まっている様子。 そこで4月下旬には再度針で穴を開けて液体を押し出した。 その時のヌルッとした感触は、 子供の頃から何度も怪我をした時の経験からすると、 正常な回復過程での物とは思えず、 「化膿しかかっているのか?」との疑念を抱くものだった。

 そこで5月の連休明けを待って外科病院を訪れて診てもらった。 それから1ヶ月近く経過した今は、 皮膚に凹みは残るものの、皮膚の表面は正常近い状態に戻ってくれた。 まあ5ヶ月近くも爪の根本近くの肉が凹む様な疾患の状態であったから、 爪だっていじけて生育して当然。 足指の先端側から爪を見たら、 正常な上に凸の緩やかなカーブの爪にはならず、 極端に言えば、 S字状にうねった形になってしまっているのです。

 右隣の指はこれまた”ヘバーデン結節”にでもなったと見えて、 痛みなんか無いけれど、 奇妙な膨らみを示しています。 傷の治りのスピードは低下してるし、 異常な状態は発生するし、 「老いぼれて来たな」と感じる事しきりです。
  
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