株の取引

2016-06-21 08:06:35 | タナカ君的日常
 株式市場での株取引では人手を介さない「アルゴ」と短縮形で呼ばれる機械的な売買注文での取引が幅を効かせて久しい。

 その様な手法での取引では「株価の急変を引き起こす」とか、 「取引所に集まる売買情報を如何に早く手に入れ、 判断して注文に反映させるか?」 そんな事が売買利益に結びつく。 それは一般大衆の株取引への参加阻害要因ともなるとして、 超高速株取引の弊害を防ごうとする動きが出始めている訳だ。 そんな事もあって、
 
1秒間に1千回…株の超高速取引規制へ 金融庁

 こんなタイトルの記事も最近目にしましたね。


 ところで一昨日の東京市場での 銘柄:1955 野村原油投信 様子ですが、 小口の一般投資家が多いためか、 取引開始時間から1時間経過した午前10時での売買回数(Tick)はたったの69回、 その中の取引の具体例だが、 僕の8千株の売り注文に対してはTop写真で見られるように、 取引完了までに要した回数は14回。 中には株数20(金額にしたら7千円程度)の小口な物もあるのです。 こんな状態の銘柄では高速取引をするブローカーの思惑で値動きが左右されているとは想わないけれど・・・ 



 PC画面で株価ボードを注視していると、 売買注文数量の変化回数はTick数に較べると遥かに多い。 商いが成立しての買い注文や売り注文の数字が動いているのでは無くて、 投信を構成している「野村證券が原油相場との連動性を保つために、 架空の売買注文を出したり引っ込めたりして、 売買成立金額を目標値に誘導しているのだろう」と想像されるのです。

 株価決定のベースには会社業績などがあるのは間違い無いでしょうけれど、 株や投資信託の取引価格に関しては、 僕ら一般大衆の持たない内部情報や注文情報や思考形式の異なる世界の人々の動きで決定されている事を肝に銘じて、 株取引に参加しなくちゃね。

 ところで、 「お前は今月の上旬には株式市場がどう動くか判らないから、 暫く様子見と言いながら、 もう株取引しているのか?」 と言われるかもですが、 変り身の速さも必要ですよ。 お蔭で、一昨日記事にした広角レンズを買ってもお釣りが来るくらいの利益となりましたから、 早速注文しちゃいました。 


 
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