ストレスから逃げ出す

2017-05-08 08:25:17 | タナカ君的日常
 完全リタイア後、暑い夏場に「ヤナバ生活」や「安曇野生活」を続けて来た理由。 それは夜中を過ぎても30℃を越えたままの室温が続いて、 冷房設備を設置していない東京の我が家では熱さで良く眠れない。 そのストレスから逃げ出すのが目的だった。

 一つのストレスから逃げ出したって、 新たな環境では別のストレスの種があるのは世の中の常。 ヤナバ生活では茂り過ぎた樹木が山荘の周囲の空気の流れを悪くし、 陽の光が遮られて、 日照時間が短いことや、 山荘の傍らを流れる沢の影響もあって相対湿度が高くって、 湿気を帯びた寝具を乾燥させるのが難しい。 そんな事があらたなストレスになるのでした。 

 その点安曇野生活の借家は蔓延る繁殖力の強い雑草の除去にエネルギーを割かなくちゃならないのと、 夜中に天井裏を走り回る小動物(ネズミ、 ネコ、 その他不明)の足音が気になる事を除けば、 文句なしの環境だった。

 しかし大家さんの都合で安曇野の借家は契約期間満了を2ヶ月ほど残した2017年のGWに返却した

 次なる夏の滞在先としてヤナバの山荘の他に木崎湖北端・海ノ口地区にある四季山荘さんにもツバをつけて居候させて貰うことにしたのだ。 そこは「風通しも良く、湿気も少なく快適な生活が望める条件を満たしている」と感じていた。 けれどもそこに住まう囲碁の師匠には彼なりの思惑があって、 ストーブ用の薪拾い、 燃料として調達した廃材のチェーンソーを使っての切断、 母屋の床下に放り込んだままになっている多量のゴミ処理等、 自分だけで処理するのが大変な作業を僕に手伝わせようとしているのだ。 もちろんそんな作業を少しづつ手伝うのはやぶさかでは無いのだが・・・ その根底に「俺が頼んだ訳じゃ無く、 彼(タナカ君)の方から居候させろと言ってきたから、そうさせてやっているのだ」感が強くって、 それが時折言葉や態度に強く出てくるのだ。 まだ本格的な居候生活は始まって居ないのだが「その態度が僕のストレスになりそうだ!!」 と感じている。 

 東京の我が家の熱さを逃れるのでは無くて、 世の中の大半の人々と同じように冷房設備の設置で暑さに対処するのが良いのかな? いずれは3~4時間も掛る車の運転をして長野に出かけるのが難しくなるのは、 そう遠く無い事だろうしね。
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