雪が完全に消えているスキー場の駐車場と新緑の山
コロナ禍で自由に出歩くのが憚られる今日このごろ。 この時期にめでたく退職。 永年の仕事から開放されて得られた自由時間。 しかし、 その仕事から開放された時期に海外旅行に出かける夢を見ていた人々にとっては海外ツアーの募集も見当たらず、 個人旅行するにも航空券の入手もままならない最悪期となってしまい、 自分の人生のタイミングの悪さをぼやいているいる人が大勢いるとか、いないとか。
さて先日の奥利根地域への山菜採りの旅、 それを’旅’と呼ぶのが正しいか? そんな事はさて置いて、 楽しい時間が過ごせた事は間違いない。 新緑があふれ返り、コロナウイルスなんか漂っていないであろう空気、 そんな空間に移動する旅だったことは間違いないです。 また旅のアクセントとも呼べる人との出会いもあって、 旅の楽しみを十分に味わった気分で帰宅したのです。
山菜採りで歩き回った藤原地区には幾つかのスキー場もあって、その一つを訪れた後の国道への戻り道、 「道端に何か採取対象の山菜が出てはいないか?」そんな気持ちを持って控え目なスピードで車を走らせていたら道端の家の玄関先に立って居たオジさんと目があった。 どんな風に声を掛けて話が始まったか? 定かに覚えていないのだが・・・
とにかく車から降りて話が始まりました。 そのオジさんも旅が好きだと言う。 富山には良く出掛けていたが、このところ出かける事を遠慮する気持ちがあって今年は出掛けて居ないこと、 富山への旅の目的は海岸で翡翠の石ころを探すのを趣味にしていて、 地元の人とも顔なじみが出来たなど、 そんな話を聞かせてくれた。 さらに家の中から小さな区画が設けられたプラスチックケースを持ち出して見せて呉れました。
翡翠の小石を入れたケース
みんな玄関前での立ち話でしたが、 こんなのも僕にとって旅の楽しみです。 皆さんの旅の楽しみは何でしょうね?