硬すぎた 鮭とば

2021-05-19 08:05:39 | タナカ君的日常
左:元の太さ、皮つき状態  右:爪楊枝サイズに切り分け 


 イカを干したスルメと同様、 鮭の干物に鮭とばがある。 今日の話題は通販で購入した「硬め」をうたった鮭とばの食べ方についてです。

 北海道・函館あたりの出身で妻の友人から北海道特産の鮭とばをたまに頂くチャンスがありました。 長さ 300~400mm、幅 15mm、厚さ7mm ほどの棒状に加工されたおすそ分けの1本、  奥歯に詰め物や被せ物が増えて、 噛み切る能力が随分と低下している僕でも皮を剥いて口にいれると噛みごたえや味を楽しめる良い酒の摘みになってくれたのですが、 大事に少しづつ食べても1週間も保たずに無くなりました。

 常々もっと沢山食べたいと考えていた今年、 正月はとっくに過ぎ、 桜の花が散ってもおすそ分けの鮭とばが我が家へ届きませんでした。 それでゴールデンウイーク直前に通販サイトで似たような棒状の鮭とばを注文しました。 Webサイトでは製品の色や形などはある程度確認出来ますが、 硬さ、 食感、 味、 そんな物は判りません。 それで「函館えさん昆布の会」そんなこだわりを感じる出品者名に惹かれて「業務用」なる1 kg パックの商品を注文したのです。 

 商品説明の文中には

  昔ながらの製法、 硬めです。
 などの表現があった。

 届いた商品、 早速口に入れてみました。 「硬い、 とにかく硬い」 僕の上あごの左側の奥歯の一本は歯根部にトラブルを抱えていて、 そこの神経が強い圧迫感覚を受けて「噛むのを止めろ、 これは駄目だ」と脳内に緊急発信して来るので食べられませんでした。

 それで酒に浸す、 鍋で蒸す、などにトライしましたが、 なかなか適度な食味になってくれません。 鮭とばを使う料理など検索して見たら、 炊き込みご飯なんてのも有りましたが、 「やって見よう」と感じる情報に出会えませんでした。

 最後にたどり着いた方法 :

 ハサミで太めの爪楊枝(例えばクロモジ製の爪楊枝)程度に細く切り裂き、 それを口に入れるのです。 これで鮭とばの旨味を口の中に広げることが出来たのです。

  
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