今シーズン3度目となる草津での雪の撮影にトライして来た。 「気圧配置は南岸低気圧、降雪もあって無風」これに低温が加われば雪の結晶撮影にとって良い条件。 しかし気温はー1℃前後で試料ステージで受け止めた雪の結晶は形がみるみる変化して水滴へと変化して行きました。 Top写真はラップフィルム(Lp)試料ステージ上に残った雪をステージを叩いてショックを与えて振り落とし、 それでも付着して残った水滴をティッシュペーパーで軽く撫で、 未だ水滴が列をなして残っているLP試料ステージで新たな降雪を受け、 撮影した画像です。
11日の撮影行は午前3時に家を出発、 6時45分頃に「天狗山スキー場のP1駐車場」に到着。 車内に撮影装置のセットアップ、 運転席側後部ジャッキアップポイントをジャッキアップして固定、 フライシートに依る仮設屋根の設置、 ブルーシートを用いたフロントウインドウ廻りの降雪避けの設置、 LP試料ステージの冷却、 そんな諸々の撮影前の準備作業を終えて撮影を開始したのは7時半でした。
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周囲はガスで周囲の景色がぼやけた景色の中での降雪がありました。 仮設屋根に落ちる降雪はかすかに小さく「ポチポチ」音を立てていました。 それは長さが2~3 mm ほどで表面が凸凹した棒状に見える物でした。 ラップフィルムをピーンと張ったLP試料ステージで降雪を受けると、もっと大きな音を聞かせて呉れました。
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フライシートの布地の上に乗った雪の様子
OLYMPUS TG-3 で撮影
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鬼の金棒? 表面がでこぼこした柱状の雪
この雪は9時頃まで続き、 その後は暫く雪が止んでしまいました。 運転席のシートで紅茶を飲んだりして暫く休憩するも、 暖房を入れていない車中は寒く、 同じ姿勢でじっとしていたら脚が痛くなったりしたので、 天狗山ゲレンデの食堂に移動して休憩しました。
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午前10時 降雪再開 視界も少し良くなった。
そうこうしていると降雪が始まったので車に戻って撮影再開。 今度は六華の結晶が混じった雪でした。 しかし気温はマイナス1℃程度をウロウロしていて結晶の形を長く留めてくれません。
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今回の撮影行で一番サイズが大きかった六華の結晶
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鼓形 の結晶 両サイドは 6角形した雪の結晶でした。
鼓形の特徴を捉えるにはレンズの下の結晶の姿勢を任意にセット出来る試料ステージが欲しくなりますね。 今年の夏のDIYのネタにします。