車を置いた樹林の写真を見て何を感じるだろうか? 実はここ佐野坂スキー場近くにある別荘の敷地なのです。 別荘の持ち主は名古屋で酒屋を営んでいた御隠居さんだった。 すでにその御隠居は他界され、 引き継いだ息子さんは現役で仕事をなさっていて、 隠居の様に別荘に長期滞在など叶わない身体。
その息子さんに「僕が夏にヤナバに来ている間に一度草刈りをやってあげますよ」と申し出て、 今ではショージ君が別荘の鍵まで預かる、 言わば二人して「押しかけ管理人」になっていたりするのです。
その押しかけ管理人の主要な草刈り作業、 去年は実行しないまま東京に戻った。 理由は僕がヤナバに滞在を始めてすぐに、帯状疱疹的な痒い水疱見舞われて、 ヤナバ滞在を切り上げ東京に戻ったからです。
そして今年、僕は体調不調に陥ることもなく、 ヤナバでの山荘滞在が1ヶ月を過ぎつつある中で佐野坂の草刈りに手を付けずに日が過ぎていた。 それで今日「このままではイカン!」そう想い、 冷たい飲み物や草刈りに必要な道具を積み込んで佐野坂の山荘に向かたのです。
作業を始める前に敷地の全体をまず点検すると・・・
母屋廻り、 隠居を偲んで植樹した区域の石垣廻り、 コンクリートづくりの母屋への階段と並行する歩行ルート、 公道から敷地内に車を乗り入れるU字状の走路等々、 処理したい雑草は至る所で伸び放題。 これをエンジン付き草刈り機とは言え、 真面目に刈り取り、片付け作業をしたら1日で終わりそうも無い。
そこでかなり手を抜いた作業を実施しました。 「敷地内の車の走行路はルート脇から伸びた草が車のボデー側面を擦らない程度に刈り込み」、 「走路内の下草は単に切り伏せただけで、 そのまま放置」、 母屋の周辺は家屋の点検に歩き回れる様に「必要最小限の範囲だけ切り伏せる」 てな具合にね。
Top写真は車を敷地内のU字走路の一方から入り込み、 他方から公道へ出る位置で車を停めて撮影したものです。 下草が車のバンパー下部を擦っていますが、 車の側面には草や枝が触れていないのが判るでしょう。 「今年の押し掛け管理人の草刈り作業はこれで完了」とします。
来年の夏には僕も80歳、 僕自身が車を運転してヤナバの山荘に遊びに来られなくなるかも知れない、 そしたら佐野坂の別荘への押し掛け管理人としての草刈り作業も今年で終わりになるかも知れないな。
スキーリフト設置準備 佐野坂・上部駐車場付近