松本ー糸魚川 道路計画実施に反対を主張する家

2023-08-25 11:49:49 | ヤナバ生活

 現在は国道147号線と148号とで結んでいる道、 それは「かって昔の塩の道」、 日本海側の糸魚川と山国・信濃の松本や塩尻を結ぶ大事な交流道路だったのです。 そんな中で大町市は日本海側から辿ってきた旅人が小規模な分水嶺と見做せる姫川の源流域になっている「佐野坂」を登りきり、 「やれやれ、 登りは終わった、これからは ”平ら” とホット出来る地点にあるのが現在で言えばヤナバも含む大町市・平地区な訳です。
 
 その信濃大町駅前から北に(糸魚川に向かって)延びる国道148号線、 市街地を抜けた場所には主要な「南借馬(カルマ) 交差点」が在って、 更に一直線に木崎湖目指して道路は北上している。 その道路の半ばを過ぎた木崎湖寄りの地点に建つ民家の壁にペイントされた主張を見ると、 どうやら50年も昔に国道148号線の整備計画が立案され、 実施されないまま時が過ぎて今に至って来たらしい。
 
 
 そして今、 その家の住人は「昔に立案された道路整備計画は不要だから中止してくれ」と主張しているのです。

 

 群馬県内で県道・前橋ー長瀞線の一部区間の拡幅工事に伴う用地買収で実家を失った経験を持つ僕としては、 「今のままにして置いてくれ!」の気分が良く判ります。  

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