ヤナバの山荘生活とも明日でお別れ、 今日は持ち込んだ肌着や靴下を含む多量の衣類(洗濯回数の削減に必要)を始め、 インターネットアクセスに必要なラップトップPCをはじめとする一切合切、 雨天の対策だって雨傘をはじめ、 セパレーツの雨具、長靴、等々 それらをダンボール箱に入れてフラット化した車の後部座席に積み込むと軽自動車の車室内はほぼ満杯。
その持ち帰り荷物の整理、 使わせて貰った冷蔵庫の中に使い残した食材や飲料の整理もしなくちゃなりません。 多分、午前中いっぱいはその作業で終わってしまいそうです。 そんな作業に熱中していると、 今日はショージ君がやって来て、 庭に張ったBBQの際の雨除けテントの蔭で何か始めた。 ダンボールを積み込みながら、 「何をしているのか」と覗いたら、 ハーレーダビッドソンの小型バージョンを模した HONDA の50 cc バイクを磨きあげる作業をしていた。
「何時からそんなの持って居たんですか?」と問うと「もう随分前でタナカさんが安曇野生活していた頃には持っていただよ」との事。 入手した当時は、 そのバイクで「日本一周を夢見て居た」のだそうな。 そして今回、 車を磨き上げているのは、 それを手放すための手入れをしているそうだ。
さて、山荘生活ではこんな風に週に1~2回やって来るショージ君との会話が人と話す時間の大半。 だから先週やって来てくれたMさん、Yさんとのお喋りは貴重な時間でもありました。
ChatGPTなるアプリの事がマスコミで頻繁に取り上げられる様になったのは去年辺りだった様に記憶しているが、 Yさんは墓じまいの件で遠い地にあるお寺の住職さんとの手紙でのやり取りに際し、「先方に対して失礼にならない様な文面作成」に ChatGPT を使用した話をして呉れた。
またM さんは認定NPO法人川崎創造プロジェクトで理事として関わり、 来月末に開催される中井精也さんを講演者とする「シニアライフ講演会」開催に至る過程での講演依頼の裏話など、 普段聞けない話を聞かせてくれたのです。
二人共に年齢はオーバー80 となって居るのだが、時代の先端を行く技術の試用や、 世の中との積極的な関わりを持ち続け活動する様は僕が動き回る世界の狭さを感じさせ、 良い刺激を受けたものでした。