従前の背面照射光源ユニットは白色LEDランプが発する光をただ拡散するに任せ、 撮影したい領域(およそ8 mm Φ)に光が当たればOKとする光源だった。 今回のルーペを追加した改造はLEDの直上にx10倍のルーペを置いくことで、 およそ 11 x 15 mm ほどの領域に均一な光を当てられる機能を持った光源ユニットとしての改造です。
従前のプリント基板上にLEDを組み込んだ背面照射光源はそのまま流用、 適当なサイズのプラスチックケースの底にプリント基板をネジ止め固定しました。
x10倍のルーペの側面にはブリキ板を巻きつけた後、 ブリキ板の位置がズレない様に粘着テープで固定しました。 ケースの側面2ヶ所には磁石を両面テープを貼り付け、 その吸引力でブリキ板を巻きつけたルーペを固定保持出来る構造です。
撮影現場において撮影システムをセットアップした後では背面照射光源を触って動かす事は有りませんから、 こんな簡易なレンズの固定で使い物になると考えています。
また、 LEDを組み込んだプリント基板にも小さな磁石が組んであり、 Top写真に見える背後の黒色板の表面に貼り付けてあるブリキ板に磁力で吸着固定する構造になっています。
この背面照射光源は撮影開始前の準備段階dカメラのモニター画面を観察しつつ、照射光源ユニットの発する光が撮影領域全体を万遍なく照らす様に動かしてセットアップします。
セットアップ後は特別に外力を加えない限り、 再調整は不要でしょう。
もしレンズの組み込みの効果に興味あれば・・・ 4日前にUpした下記の記事をご覧下さい。