キノコの駒打ち

2009-10-10 19:47:35 | タナカ君的日常
 昨日は家を出かけて途中Sさんを川越で拾い、関越・上信越道・長野道を走り、豊科で下におりて、池田のショージ君の家に立ち寄ってから、簗場やってきました。 今日はいよいよキノコの駒打ちです。 既に8月に原木となる樹は伐ってあったのだけれど、 Sさんが胡桃の樹にも植えてみたいと言い出すものだから、 ショージ君には内緒で胡桃の枝を一本頂く事にしちゃいました。 当然ながら高所危険作業は言いだしっぺのSさん。 僕は撮影係です。 切り落とした胡桃の枝を原木サイズ(1m程度)に切り分ける作業が終わったところで10時のお茶、 駒打ちのための原木への穴明け作業をひとしきりやったら早くも昼、 大町まで降りていってレストランでランチ、 その後は姫川源流を訪ねたり、千国街道の藁葺き屋根の家が並ぶあたりをドライブ、昼飯のつもりでのお出かけから山荘に戻れば早くも午後3時。

 「少しまじめにやろうぜ」と2人して、ドリルで開けた穴にキノコの駒をハンマーで「こん、こん!」「こん、こん!」と硬く乾いた音を響かせながら叩き込んだ。 キノコの駒は酒樽の栓を小型にしたような形状でテーパー付いているので、 9mmΦのドリルのした穴でまったく問題なく叩き込める。 先日、秋葉原でドリルを購入するとき、WEBで推奨されていた9.2mmのサイズを探し回ったのが馬鹿みたいな思える。 本日の作業はキクラゲの駒は全て打ち込み終わり、 椎茸の駒はおよそ半分の200個を打ち込んだ、明日は椎茸の駒の残りと、なめこをやれば今回の目的は完了予定です。



           高所作業でくるみの枝を一本頂きました
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ショージ君

2009-10-09 13:12:56 | タナカ君的日常
 大学に入りたてだった頃の息子に言わせると「お父(オトウ)は友達なんかいない、つまらん人生を送っている」だった。 確かに友達付き合いしている人の数は両手の指で足りてしまうから、その言い分の半分以上は当たっている。 その数少ない友達も皆同世代の人だから、これから先細りになるのは目に見えていると言えます。


 そんな僕に較べてショージ君は友達の輪を世代を超えて広げつつある稀有なバイタリティの持ち主です。 
   (いつもはショージ”さん”ですが、このブログではショージ君になってもらいますm(_ _)m )

 彼は今年の夏に僕が一月以上過ごした簗場の山荘のオーナーです。 長野県に住む彼と知り合ったのは27・8年前になるだろうか? 知り合ったキッカケは、 残雪の5月、北鎌尾根から槍ヶ岳を目指した山仲間のシズコさんが滑落骨折して松本の病院に収容された。 その後の長い話を端折って話すと、シズコさんが目出度く結婚した相手が松本に生まれて長野県の各地の小学校を転々と勤務していたショージ君だった。 そして簗場のゲレンデ近くに山荘があるから遊びに来ないかとシズコさんに誘われたのがショージ君との出会いでした。

 さて、そのショージ君、今年8月から9月にかけて冬のNZへ、日本のSAJみたいな組織SBI(Snow Boad Instruction) NEW ZEALANDが認定するスノーボードのコーチ資格を取りに行って来た。 その6週間に及ぶ研修期間にはNZ国内の参加者の他にもヨーロッパ各国やカナダ、オーストラリア等世界各地から数十人の若者が集まって来たそうだ。 この研修会はボードの滑り方を習うのではなくて、コーチの仕方を習い、最後にコーチ技能の認定試験(実技付き)を受けるもので、彼は目出度”Level One Sertification"をゲットして来た。 コーチ方法の実技は4・5人のグループに先生が付き、その先生の指示でコーチ役、生徒役を順番に指名され、先生が指定した技を生徒役に教える形を取ったそうです。 当然そこでの共通語は英語ですから、期間中には英会話の研修も含まれていたそうです。 また研修の途中にはヘリコプターで数回山の稜線まで運んでもらい、山腹を滑り下る豪快な、少し怖い所もあるイベントも有ったそうで、なんだか話を聞いていると、とても楽しそうでした。

 当然6週間も合宿形式の研修期間を共に過ごせば、いろいろ情報交換も行われ友達も出来るのでしょう、 見せてもらったアルバムには個人のEmailアドレスが書き込まれた研修参加者のポートレイトが沢山ありました。 中の2・3人は今度の冬に白馬周辺のゲレンデでのスノボコーチの仕事を手に入れて日本にやってくる人もいるそうです。  こんな風に30才以上も年齢差のある若者と同じ環境に身を置き、共に過ごし、仲間を増やせるなんて羨ましくなるような能力で、 僕には真似が出来なくて、ただただ凄いなーと感心するばかりです。 とにかく、そんな場所にトーチャンを平気で送り出すカーチャンも素晴らしい!!
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ウィニー開発者に無罪判決

2009-10-08 16:09:18 | PC & Soft
 ファイル交換ソフト「ウィニー」の開発者が著作権侵害ほう助の罪で争われていた裁判の2審で無罪の判決が出た。 日本の国として「電子ファイルの流通に革新的なSoftを開発した!」として表彰しても良いくらいなのに、 こんな強力なソフトを開発出来る人を罰しようとするなんて、 「そりゃ無いでしょう!」と思っていたから、無罪の判決が出て良かったです。

 ファイル交換ソフト・ウィニー君に飛びついた人の多くは音楽ファイルやエロ画像ファイルをかき集めたり、手渡したりするのに便利な道具としてだろうと思います。 その結果、音楽CDなんか売り上げが伸びなくなって頭に来ている業界もあって”著作権侵害ほう助”なんて事で裁判に訴えたのだろうけれど、 裁判に勝った所で、世の中に広がってしまった「ウィニー」を根絶させる事が出来るはずもなく、 金と時間の無駄だとおもいますけどね。 


 「いろいろな職場の仕事上のファイルが流出した」なんて話も聞くけど、 自分たちが仕事に使っている道具の扱いが不適切だっただけの話で、 道具が悪いわけではないし、ましてその開発者が悪いなんて事は無しにしましょうよ。 
 まあ、切れる刃物を手にしたら、 それ相応の扱いをするべきで、 「学校や職場に刃物や銃を持ち込むな!」の規制みたいに、「職場に持ち込んだPCにウィニーがインストールされていたら、 百叩きの刑」 とでもしましょうか。 仕事上のファイルを家に持ち帰り、家のPCにウィニーが入っていて、そこから流出なんて事もあるのだけれど、ファイルを家に持ち帰って仕事を進めようなんてことは、止めましょう。 そして、会社の時間内に仕事終えられない奴の給料は大幅ダウンしましょう。(ここら辺の話は、まったくお気楽モードです、現役の皆さん悪しからず)

 写真は今日の記事の内容と関係なく、通過した台風の強風がドングリの実を落とし、弱い枝を散らばした様子です。 今日の午後からは台風一過の秋晴れになりました。 
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CD焼きこみ

2009-10-07 19:21:12 | タナカ君的日常
 遠い台風の影響で今日も雨、 株式市場は久しぶりの晴れ。 そうは言っても手持ち株は昨日までにずぶ濡れ状態になっているので、 市場に並べて売りに出す気にもならない。 兎に角 足元は泥濘に嵌まったままで、身動きする元気は無い感じだ。 そんな訳で寝転がったままでも出来る、CDの焼きこみを一日中やってました。 4GのSDメモリ2枚に一杯になっているデジカメデータを撮影日毎のホルダーに移動して、山仲間に渡す分の枚数も含めてCDに焼きこみました。 CDレーベルは中の典型的な写真を使って印刷しました。 

 妻も自分のデジカメの中のデータ整理を始めたのですが、 カメラの中の256Mのメモリーにはなんと去年の夏に出かけて撮影した山の風景などがありました。 ほんとに少ししか撮影しないんですね。 寝そべったままの姿勢での作業も結構疲れるもので、気分転換に風呂を沸かして入浴したり、 こんなことやってて生活できちゃうのは、食うのが精一杯な生活しか出来なかった父や母の世代に申し訳ない気持ちがします。 
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読書

2009-10-06 17:16:38 | タナカ君的日常
 一日中雨が降り続き、昼飯で外に出た以外の時間は家に篭もって読書してました。 「退屈したか?」と聞かれれば、「とんでもない、昨日買ってきた本が大当たりで、夢中になって読み終えました」、「面白かったです!!」と答えましょう。

 講談社現代新書、 「世界は分けてもわからない」、 福岡伸一 著 ¥780

分子生物学の解説本で少し柔らかな表現の本かと思って読み進みましたが... 後ろ半分、「第8章 ニューヨーク州 イサカ 」のあたりから 下手な推理小説も真っ青な癌細胞研究にまつわる、 どんでん返しの物語(多分実話)が展開しました。

 この本の著者は他にも何冊か新書版の本を出されているようです、 本屋に行ったら、きっと探してみると思います。
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10月 例会出席

2009-10-05 23:10:09 | タナカ君的日常
 月に一度の山の会の例会日だったので、新宿まで出かけてきました。 午後の4時過ぎに国立駅から中央線に乗り込むと席が空いていて、座れたためか一駅もしない内に眠り込んだらしく目が覚めたら荻窪駅でした。 「何をこんなに疲れているのだろう?」と不思議な気分です。 会合の始まるまで時間はたっぷり有るので、 都心のデパートの雰囲気を味わいに伊勢丹へ行ってみました。 地階の食料品売り場の商品や賑わいは、やはり立川あたりのデパートとは随分違いますね。 1万円/100gのイベリコ豚のハムなんて立川には売ってないもの、それに食品売り場でさえ入り口近くの案内のお姉さんの雰囲気が立川とは違います。 なにやら日本人ガイドを伴った西洋系の恰幅の良い夫婦連が見物に来ていて、その奥さんが受付のお姉さんにカメラを向けたりしてましたね。 向けられたカメラにニッコリする受付嬢の笑顔がまた素敵でした。 その後一階に上がって、紳士物と婦人物のブースで妻が前から探している、現在使用中の物と同じタイプのカードホルダと小銭入れが組み込まれた”薄手の財布”なる物がないか?と歩き回ったけれど、見当たらなかったです。 

 ついで、紀伊国屋書店に移動、入ってすぐの店頭に並べられていた「世界は分けてもわからない」なんてタイトルの新書本、 タイトルだけでは何がなんだか判らない本だけれど、表紙カバーのキャッチコピー「科学者たちはなぜ見誤るのか」「顕微鏡をのぞいても生命の本質はみえてこない!?」にひかれて手に取り、最初のページに目を通しました。 書き出しの著者たち研究者について紹介する文章 ”そのような人々は通常、地球上の各地に散在してそれぞれ日々の暮らしを送ってはいるのだが、やはりそのことについてのこまごました情報やささやかな発見を、ときに交換したりひかえめに自慢したくなるものである。 そこで人々は、ウェブが発達するずっと以前から、様々な方法にによって・・・” と展開されている流れとリズムが気に入って、すぐに出てくる”トリプトファン”なる名前の訳の判らん化合物に興味なんか無いのだけれど、衝動的に本を購入しちゃいました。 まだまだ時間があるので2階の雑誌コーナーにも立ち寄り、Newton別冊をこれまた衝動買い。 こんな雑誌なんか図書館に行けば借りられますけど、 個人でもたまには買ってあげないと本の発行が途絶えますから、応援です。

 さて、山の会の例会ですが、今月はなんと出席者たったの4人、山行計画よりも海外旅行の計画や家族の入院・手術、なんて話の方に話題が集まってました。 それぞれの人も「肺の機能が低下しているかも知れないから、4000m以上の高地は無理だ」とか、「毎度これが最後かと思いながら山や旅には出かけてるんだよ」なんて事を口にしたり、 何時まで続くかな? この山の会の活動は・・・
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トムラウシ山での遭難雑感

2009-10-04 17:31:53 | タナカ君的偏見
 午前10時頃に昭和記念公園に出かけてみたら、いつに無く駐車場に車が沢山入っている。 入場ゲートに向かう人並みも通常と異なる多さで「あれ? なんでだ?」と思いながらゲートに近づくと入場料が無料の日でした。 今月の18日(日)も無料開放されるそうです。 みんなの原っぱのコスモス畑は盛りが過ぎて、花は少なく、下草にはコスモス以外の葉っぱが繁りだして荒れた感じも漂っているのですが、カメラを持ったおじさんやおばさんが沢山うろついていました。 僕はと言えば手ぶらで出かけて来たのですが、原っぱの中央付近で何時もの様に紙飛行機を飛ばしているグループに近付いて「久しぶり」のご挨拶。 ここに集まる人の主流は「紙」なのだけれど、 物凄く良く飛ぶ機体の持ち主に声を掛けると「バルサ」の人でした。 翼の加工や、派手な神社のような朱色の塗料を話題にしている内に「少し、遊びますか? 貸してあげますよ!」と嬉しい申し出がありました。 機体とゴムカタパルトを借りて5回ほども飛ばしたでしょうか... 原っぱ北の針葉樹の大木の上の方に飛び込んで、機影が見えなくなりました。 「ごめんなさい、 あそこの樹の上に飛び込んで姿が見えません」と謝ると、「良いんですよ、楽しんで貰えれば」 「また遊びに来てください!」と優しい言葉。 ほんとに良い人です。 

 兎に角、よく飛ぶ機体を持つ年配のベテランの方々は、素人や子供達から「よく飛びますね、凄いなー!」「かっこ良く飛びますね!」と賞賛の言葉や眼差しを向けられれば「エヘン、エヘン」の気分になって、色々と教えてくれたり、遊ばせてくれるのだと思います。 ここら辺は定年退職したおじさん達が韓国や中国の企業に招かれて、多分それほど多くもない報酬でも生甲斐を感じて生産上のノウハウや品質管理・技術面で協力したりする事と合い通じる面があると思いますね。 結果的にそれは日本企業の競争相手に力を貸すことになって、 日本企業の相対的な弱体化につながるんでしょうが、 企業の中で「技術の伝承ウンヌン」とお題目だけ唱えても、 引き継ぐべき若者が「あの腐れジジイの話なんか、放っておけ」的な態度で接している事も多いようだから、 致し方ない面もあるのでしょう。

 午後は立川の中央図書館に遊びに行きました。 閲覧室のソファなどの多くを占拠しているおじさん連中のむさい服装と雰囲気は”図書館”という言葉から連想する知的雰囲気とはかけ離れた養老院の窓辺的な雰囲気を感じさせます。 まあ、僕も若者から見たら、その一員ですけど。

 さて、その雑誌コーナーで「岳人」と「山と渓谷」誌の10月号を手に取ると、両誌ともに今年7月の北海道・トムラウシ山での遭難を特集で取り上げていました。 ひさご沼からトムラウシ直下の北沼までの間での木道部分では立って歩くのが困難な程の強風が吹き荒れていた。 増水した北沼から溢れた水が登山ルートに流れだし、最初くるぶし程度迄だった水量が弱った人が通過に手間取っているうちに膝下近くまで増水し、その流れの通過にはパーティ全体で1時間以上も掛かってしまった。 などと生存者からの情報で記事を構成しています。 とにかくひさご沼を出発した遭難当日の行動は、風雨の中を異常な遅いペースでしか動けなかった、これが一番問題ですね。 強風も雨もトムラウシの稜線からトムラウシ温泉への下山路に逃げ込めばなんとかなるとの判断は有るかも知れませんが、 あの無残な多量遭難死を防ぐには、 リーダーが北沼への段階で、ひさご沼の避難小屋へ撤退を決意する以外に無かった感じがします。 一方、風雨に晒されて低体温症で亡くなるって、意外と死に至る苦痛が少なくて楽そうだな・・・と馬鹿な夢想もしてみる田中君であります。
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THEハプスブルグ 見物

2009-10-03 20:16:47 | タナカ君的日常
 北海道から戻って家でTVを見ていた時に紹介されていた六本木の国立新美術館で開催中の「Theハプスブルグ」特別展を見物してきました。 ”ウィーン美術史美術館(オーストリア)とブダペスト国立西洋美術館(ハンガリー)の所蔵品からハプスブルク家ゆかりの名品を核に選りすぐり、絵画の至宝75点に華麗な工芸品を加えた計約120点を展覧する大規模な美術展” とのコピーに偽り無く、名画や贅沢な時計や食器などの展示物に見惚れて来ました。  上図左の皇太子のフェリペ君が腰や肩からぶら下げた紐に付けた物は、魔除けや何処に居るか判る様に音を出す鈴だそうで笑ってしまいます。 でも可哀そうに身体の弱かった彼は、この絵を描いた何年か後には夭折したそうです。



土曜日だと言うのに天気が悪かったためか、ご覧の様に入場者の数も適度で、比較的ゆっくり見物出来て良かったですよ。

 展覧会見物の後は地下鉄千代田線で乃木坂駅から新御茶ノ水駅まで乗って、そこから秋葉原まで歩き、工具屋さんでキノコの菌を植え付ける作業に使う木工用ドリルの刃を買って来ました。 駒打ち作業の解説Webページでは9.2φを使うと書いてあるのだけれど、 そのサイズは鉄工用のストレートドリルしか見当たらず、しかも値段が木工用ドリルの2倍以上も高い千数百円/一本 もするので、直径が0.2mm程度細い穴でも、強引に打ち込めばなんとかなるだろうと勝手に判断して9.0φのサイズの物を買いました。 注文しておいたキノコの駒は今月5日に発送すると連絡が来ていますので、来週には届くでしょう。
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カテゴリ追加と整理

2009-10-02 11:55:52 | タナカ君的日常
 僕のブログは日々の記事を「Weblog」なるお仕着せのカテゴリに単純に放うりこんで置くだけで、まったくの未整理状態だったのですが、 書いている本人も少し不便になって来たので、いくつかのカテゴリを作り、今までの記事を分類してみました。  雨の日の暇つぶし作業としては適当だったけれど、流石に200件を越えた記事を内容に応じて分類して編集・投稿しなおす作業はほぼ半日掛かってしまいましたよ。

 ここ数日の間の日経平均の下落、少なからぬ悪影響を受けています。 北海道へ出かける前に手持ち株は一旦処分したものの、出発が遅れた日の暇つぶしに買いを入れて放置したまま旅行に出た分や、帰宅直後に買い増した株価の値下がりで、今年積み上げた利益の70%近い含み損が発生し始めました。
 子供の頃のビー玉で勝った後で全てを失なった経験が「まだ勝っている分を確保しろ...」と囁きかけてきます。 どうしたものかな? 
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小銭拾い

2009-10-01 16:46:10 | タナカ君的日常
 立川駅近くの本屋に向かう途中で自動販売機の床下をチェックする人物に出会いました。 立川通りに面して設置された自動販売機ごとに販売機の下を目視し、 遮蔽物があれば手を差し込んで指先で確認をしています。 年齢は僕の亡くなった父親と同じ頃か? 頭には野球帽、上着はシミ汚れの付いたストライプのスーツ。 上着とはまったく関係の無い無地のズボン。 靴はかかとを踏み潰した運動靴。 僕も自転車を走らせていて小銭が落ちているのを見つければ拾いますから、同じような人ですね。 それにキノコ探しの時もミズナラの樹があると洞や根元や周辺を眺め回して「舞茸が出ていないか?」チェックしますし、 先行者に採られた後では獲物はのぞめない、こんな状況は、 きのこ探しとも似ています。 ゆっくり追尾して2・3台の確認状況を見守ったのですが、一箇所で獲物があったようでした。 良かったです。
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