車用・ウィンドウワイパー 寒冷地仕様

2022-01-08 12:16:38 | タナカ君的日常
ー11℃を示した 車に装備された車外気温計 

 2022の正月は暮れの内から強い寒気に覆われた。 ヤナバの山荘に駐車した車に装備された車外温度計の指示は ー11℃を示した。 その結果何が生じたか? 降雪の中を走行する際にフロントガラス表面の除雪が不完全になり、 クリアな視界が得られず、運転に支障を生じた。

 山荘から簗場駅近くの国道148号まで下り、 国道を走行して大町駅付近に到達するまでのおよそ11 km の区間の走行でのこと、 道路脇や木崎湖トンネルを抜けた所に在るローソンの駐車場の2ヶ所でワイパーに固着した氷を指先で除去。 フロントウインドウの視界を回復させてから走る始末となった。



凍結した雪の主要付着箇所


 そのクリーニング機能が極端に低下した理由はワイパーのゴムがフロントガラスの持つゆるい曲面に全面追従させる「パンタグラフ機構」の隙間にこびりついた雪が凍結、 その結果ガラス面に拭き残しを生じ、 それが更に増大して視界不良なウインドウとなってしまったためでした。

 自動車用品店の初売りが始まる日を待って店を訪れ、 運転席側の一本だけ寒冷地仕様のウインドウワイパーを購入し、 取り付けてみました。 しかし、 取り付け後はマイナス10℃を下回る気温低下は無くなり、 その効果を確認出来ないで居るのは残念です。


 ところで 寒冷地仕様のワイパー、 それはどんな物だったか?



購入した寒冷地仕様のワイパー



運転席側に取り付けた寒冷地ワイパーと助手席側ノーマルワイパ


 ノーマルタイプのワイパーのパンタグラフ機構部分を薄いゴムみたいな材質の物で包んだ構造になっており、 そのメカ部分に雪が付着しない様な構造になっていました。 雪が付着しなければ凍結・固着を防止出来るって事なんでしょうね。
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眼底検査を受けてみた

2022-01-07 21:20:34 | タナカ君的日常
瞳孔が大きく開いた左目


 まぶたの裏側で「何かゴロゴロした」違和感を感じて目医者を受診することが時折ある。 まあ年に一度程度ですが。 その時には大概「逆さまつげになってますね」と言われて微細なピンセットみたいな道具でそれを引き抜いて「一件落着」となる・・・ と同時に  「タナカさん眼底検査を受けてみて下さい、 白内障になりかけていますから」そんな提案をされる事が毎度の事だった。 過去に受けたその提案はずっと無視していたのだが、 昨年暮れにまた提案され、 今年の正月休みが明けたある日、 目薬をさして瞳孔を大きく開く前処理を済ませてから網膜などの状態を調べる「眼底検査」なるものを初めて受けた。


 検査当日、 朝一番に受付を済ませ、 両目に目薬をつけて、 およそ20分経過して瞳孔が大きく開いてから検査が始まった。

 そして検査終了後に医者の所見が伝えられた。

白内障 : 少し始まっている。
      ただし、 メガネによる矯正で視力が1.2出ているので
      当面手術などはしないまま、 経過観察を続ける。

緑内障 : 症状は無い。

網 膜 : 正常。

飛蚊症 : 要因となる糸くず様の物が眼球内にたくさん有る。

    「気になりませんか?」と質問を受けた。
    「30代の若い頃からずっと同じで変化なく
     当面、このままで放っておきます」と返事した。

Top写真は瞳孔が開いた様子。

 瞳孔をを開く目薬を使用したのが 午前9時。
 検査終了後が 午前10時。
 写真撮影   正午過ぎ。

 瞳孔のサイズが元に戻ったのは 夕方5時頃だったかな? 午後は公民館で囲碁の対局していたから正確には判りません。
 
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南岸低気圧を期待 富士吉田・向原大橋付近で撮影

2022-01-06 21:16:41 | 雪の結晶撮影
 今迄に南岸低気圧と呼ばれる気圧配置の時に草津温泉に出掛ける事で、 色々な形の雪の結晶を撮影出来た。 今回は関東地方では沿岸地域から内陸部は埼玉県辺りまでの降雪で有るらしい。 また北方から張り出した寒気の勢力は弱く、 気温の低下は大したことは無いらしい。 でもまあ南岸低気圧に敬意を払って撮影に出かけた。



 行き先は富士吉田市向原の山の中腹の林道の路側の空き地で標高780mほどの地点、 近くには「向原大橋」がありました。

 この場所を撮影地点に決めた理由は以下の如し

1. 河口湖の様な大きな水面の近くでは結晶の表面に
  雲粒がベタベタ付着したものになる可能性が高く
  それは避けたい。

2. 標高を上げて、 気温が少しでも低い場所。

 そんな狙いでしたが・・・ 家を出た午後1時頃には雪がチラツキ始めていて、 中央高速を大月に向かって走って居る最中には降雪量が多く感じる様になったのですが、 「富士吉田 西桂 スマートIC 」を降りた時の降雪は「チラリ・ホラリ」になっていました。その弱い降雪も4時を回る頃には止んでしまい、 5時には撮影を諦め、撮影の道具立てを片付けて帰途に付きました。



2組の結晶が重なっている状態


 気温も0~+1℃ と高く撮影にあまり良い条件では無かったけれど、 それなりの形の雪も落ちて呉れたので出かけた甲斐は有りました。
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試料ステージ紹介 on Youtube

2022-01-04 16:58:28 | 雪の結晶撮影


 撮影用試料ホルダー 2022版 なる物を作って雪の結晶撮影に使い始め、 その有用性に満足しつつある今日このごろ。

 その製作記事の中では「ラップフィルムをピーンと貼る」の表現を使ってみたが、 「ピーンと貼れた状態」を説明するのに「文字あるいは写真だけで表現するのは難しい」と感じていた。 それを簡単明瞭に伝える方法はピーンと張れて居る状態での「音を聞いて貰う事じゃないだろうか・・・」と思う様になった。

 それで今日はラップフィルムをピーンと貼った試料ステージに手に持った虫眼鏡の枠をぶつけた時に発生する小太鼓を叩いた様な音を聞いてもらうことにした。

 音声ファイル(MP3ファイル)だけを安直に公開する方法を知らないので、 デジカメで動画を撮影してMP4ファイルに変換してYoutubeに投稿しました。 興味があったら聞いてみて下さい
。 



ラップフィルムをピーンと貼った時に発生する音


 この様な音が出る状態にラップフィルムが張れた場合、 不要になった雪を除去したい時には試料ステージの雪が乗った面を地面に向けて、 試料ステージ枠を叩いてラップフィルムを振動させると、 フィルム上の雪の大半を簡単に落下させ、 クリーンアップが可能になります。

 これはデジカメの電源をOnした直後に撮像素子表面を超音波振動素子だったかで駆動して表面に付着したゴミを弾き飛ばしてクリーニングする手段と似ているかもしれませんね。

 もっとも、 溶けて水滴となった部分は叩いただけでは完全にクリーンアップは出来ませんが、 ティッシュペーパーでラップフィルムの表面を軽く撫でることで水滴も除去出来るでしょう。


 これを書いていて「百聞は一見に如かず」の諺も「一聞は百見を上廻る 」時も有る・・・ などと下らないことを考えたりしています。
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外気温度 0℃ でのLP試料ステージの有用性を確認

2022-01-03 21:36:36 | 雪の結晶撮影
外気温 0℃ で撮影した雪 2022年1月2日 19:00


 最近話題にしたラップフィルムを用いた試料ステージ、 それは外気温がマイナス2℃程度でも使用可能となることを狙って試作した物だった。 12月下旬に二度草津に出掛けての撮影現場では外気温がー5℃を下回る状態で、 「目標とする温度帯での撮影が可能か?」 確認することが出来なかった。

 今回は2021年の年越しから2022正月にかけてヤナバの山荘周辺で雪の結晶撮影にトライして来た。 1月2日の夜には地上の外気温が ー2℃どころか 0℃での降雪があった。 そんな温度帯の中、空からは極く少数だったが六華の結晶が落ちてきてくれて何枚か撮影も出来た。

 そしてラップフィルムを使用した試料ステージ(LPステージ)はガラス板試料ステージを用いた場合、 結晶融解スピードが早くて形良く結晶撮影が困難だった温度帯でも撮影出来ることが判った
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2022年 元旦

2022-01-01 16:13:21 | ヤナバ生活

 友人宅で過ごした2021年の大晦日、  前夜に一年の疲れがどっと出て極度の吐き気を催し、 救急車を呼んでの入院騒ぎを引きおこした若者も病院で点滴などの処置を受けた結果、 どうって事なく一晩入院しただけで退院して来た。 

 そして迎えた2022年元旦、 前日のそれなり降雪を見せた悪天候も急回復して有明山を前衛とする北アルプスの稜線も姿を見せ始めてくれました。 そんな中、 今日はヤナバの山荘に入る前、 鹿島槍スキー場の様子を見るために爺ヶ岳スキー場の脇を通過して車を黒沢駐車場まで走らせました。 その時、 跳ね上げた路面の雪がタイヤハウスの内壁にビッシリと貼り付いた様子を下山後に陽の当たるコンビニの駐車場で撮影したのがTop写真です。

 今日の天気予報は一日中 「晴れ」の予報が出ています。 だから雪の写真撮影は今日も出来そうに無い。 明日2日も日中一杯は晴れマーク、 夜になってから降雪予報が出ているものの、 気温はー2℃ 程度の予報だから、 もし良型の雪が降ったとしても撮影コンデションは良いとは言えない。  でもまあ、 雪が降ったら撮影にトライしてみます。
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