大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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9/25 サシバ 大阪城の空を行く。 タカの渡り。

2011年09月25日 | Weblog
 今朝も清々しい快晴。
 秋の渡りは、今日も期待できそうと足取りも軽い。

 西の丸庭園で、鳥友T氏と出会う。いつものように少し立ち話し。
 「今日あたりタカの渡りがよさそう」
 「そやなー毎年9月25日あたりがいいからなぁ」
 「今日から3~4日の間ならよさそう」
 「今日は日曜やし、交野や箕面なんかでは観察してるはずや」

 などと話しながら、ふと空を見上げると
 「飛んでる!!ー」 「サシバや!!ー」 「エッー・・・・・」
 なんと上空を1羽のサシバがゆっくり旋回。9時45分の事である。
 「まだ居るで!」 「4羽や」 「違う、後ろにも居る」 「7羽や」
 
 二人で叫んでいると、また別の2羽が・・・・・・。
 空が開けて見やすいように、急いで芝生の中ほどへ走る。
 やや西の空にも見える。双眼鏡をのぞくと・・・・・いる。いる。いる。いっぱいいる。
 「タカ柱や!! すごーい!!」 「数えて」

 結局17羽のサシバが舞っている。二人で感激!! 
 その後、2羽、1羽と現れて合計29羽。わずか15分ほどの間の出来事だった。

 これまでの、大阪城公園での観察の中では、最も低く通過したのが一段とうれしい。と言ってもかなりの高度であることは違いないが。
 しかし、手持ちの400ミリ(換算640ミリ)でもトリミングすれば、十分識別できる。デジタルでは初撮影である。
 和歌山や徳島など各地で、大きくシャープな写真は撮影しているが、やはり私は、大阪城公園での観察や撮影が一番感激。

 その後、もう1羽が現れて 「また来たー」 と双眼鏡でのぞくとノスリであった。同じように西の空へ流れるように飛び去って行った。
 T氏がタカの渡りの話題を出さなかったら、空を見上げたかどうか? ちょうど真上をサシバが通過していなかったら? 本当にありがたい。大感激であった。

 コサメビタキは、今日も多く、豊国神社裏、豊国神社東側、元博物館裏、西の丸庭園、飛騨の森などで計9羽。エゾビタキは西の丸庭園と豊国神社裏で計2羽。
 共に、あの可愛い目で、真剣に飛んでくる虫を探している。

 キビタキは、♂が西の丸庭園、梅林南側上桜広場で3羽。♀型は西の丸庭園、二番やぐら跡、元博物館などで4羽、合わせて7羽。オオルリは♂成鳥が豊国神社裏。
 
 昨日の市民の森の杜鵑はホトトギスだったようで、今日も市民の森にホトトギス。
 豊国神社東辺りから市民の森方向へオオタカが飛翔。カラスたちが騒いでつきまとう。

 南外堀にササゴイ2羽。内堀にハシビロガモ1羽。いよいよカモも到着か。季節の進行を感じる。

 サシバの渡りに出合えた事がうれしくて、時々行く京橋の回転すし店で昼食。一人乾杯。一段とビールが旨い。少し飲み過ぎて帰宅後、写真も確認できずに寝てしまう。
 あのサシバたちは、もう四国辺りに到着しただろうか。旅の安全を祈る。

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、コゲラ、メジロ、オオルリ、カワラヒワ、コサメビタキ、ハクセキレイ、オオタカ、エゾビタキ、キビタキ、サシバ、ノスリ、ホトトギス、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 カワウ、ササゴイ、カワセミ、コサギ、アオサギ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ。
コメント
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