大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

6/9 イソヒヨドリ子育て順調。 この春のサンショウクイ?確認を!

2011年06月09日 | Weblog
 子育て順調とタイトルにしたが見た訳じゃない。営巣場所も知らない。分かっても、それをのぞくのはルール違反になる。
 
 順調としたのは、今朝も空堀でイソヒヨドリの♂がミミズ状のものやムカデなどをくわえて運んでいるのを観察したからだ。
 イソヒヨドリの育雛期間20日間からすると、子どもはそろそろ独立が近いだろう。今度の土日あたりが最後になるのでは。

 太陽の広場東の森でもハクセキレイがクチバシいっぱいに餌をくわえて東に飛ぶ。このハクセキレイは、冬期間に見るより警戒心が強く、動きも激しい。
 子育てに必死に働いているお父さんといった感じ。

 タカ科などの鳥は、獲物を食べるために運んでいることがよくある。しかし、イソヒヨドリやハクセキレイは取ったものはその場で食べる。だから食べないで運んでいくのは雛のためで、これが子育ての証明になる。

 ただし、シジュウカラ科、アトリ科、モズ科、カワセミ科などは、♀へのプレゼントのために餌を運ぶことがあるので、雛への給餌とは限らない。(彼女を口説こうとバーキンをプレゼントしてる男と同じようなもの)

 コメボソムシクイは教育塔裏と飛騨の森で 「ジジロ・ジジロ」 と鳴いている。
 大阪城公園初記録の亜種リュウキュウサンショウクイがこの春に観察されていた。※下記。

●今日の観察種。
 メジロ、ハクセキレイ、シジュウカラ、コゲラ、コメボソムシクイ、カワラヒワ、カワウ、ササゴイ、イソヒヨドリ、ツバメ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。

※亜種リュウキュウサンショウクイの観察記録あり。
 この春の渡りで観察撮影されていたことが分かった。もちろん大阪城公園初記録である 
 4月18日に市民の森で2羽が観察された。私は大阪城公園に行っていない日だった。もっとも、行ったとしても合えたかどうか?疑問であるが。
 HP大阪城公園鳥だより  http://www.osakajyotori.com/  のトピックスと、野鳥図鑑をご覧ください。

 亜種リュウキュウサンショウクイについては、NPO法人バードリサーチ http://www.bird-research.jp/1_katsudo/sanshokui/ でも調査の対象とされている。
 九州から四国へと分布息を北へ広げている。関西への進出が始まっているようだ。この春の渡りで撮影された中に、混じっていないだろうか。
 この春に大阪城公園で観察されたものは、日本野鳥の会大阪の機関紙 「むくどり通信」 次号に詳しく掲載されるようである。日本野鳥の会大阪 http://www10.plala.or.jp/birdsosaka/index.html
コメント (4)
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