大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

6/21 梅雨の合間の晴れ。ササゴイやシジュウカラ。

2011年06月21日 | Weblog
 家の近くに、工場跡地が更地になっている場所がある。住宅予定地となっているが、フェンスで囲まれたまま。
 以前に書いたように、コチドリが鳴いて飛び回ったり走ったりしていた。営巣を期待して注目していたが、今日はついにヒナ3羽発見。
 小さくて、クリクリっとしていて毛玉のよう。可愛い。

 「やっぱり!営巣していたんだ」 せいぜい一辺が100メートルくらいの広さ。全周囲、肉眼でもすべて見られる。通るたびに金網に顔を付けて探していたが分からなかった。
 コチドリの営巣は、河原などで何度も目にした事があるが、一瞬目を離すと、目前の巣がどこか分からなくなる。
 ヒナ3羽は、昨日の雨でできた水たまり付近を歩いて餌を探している。

 コチドリは、先日書いた 「早成性」 のヒナだ。卵から孵った時から、目が見えて、羽毛があって、歩く事ができる。別の分類では 「※離巣性」 でもある。 コチドリのヒナは 「早成性で離巣性」 なのだ。
 当期待したコアジサシは、ここでは営巣しなかった。

 南外堀でササゴイが2羽。ともに成鳥だ。シジュウカラは相変わらずさえずり続ける個体が。
 この時期、ますます鳥が少ない。緑は濃い。

●今日の観察種。
 シジュウカラ、ササゴイ、カワウ、カワラヒワ、コゲラ、アオサギ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。

※ 離巣性=卵からかえってすぐに巣を離れて、親といっしょに餌探しするヒナ。早成性(早熟性)のものが多い。
コメント
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