大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

8/4 サンコウチョウはいつ? 小さいイトトンボ。ミシシッピアカミミガメ。

2013年08月04日 | Weblog
 城南地区の人工川の方形の池、よくアオサギやコサギが見られる。いつもの場所に近付くと、地面が濡れている。木立からしずくが垂れている。
 ん?と見回すと、スプリンクラーの水が。あわてて後ろへ飛び退く。これだけ晴れが続くと散水しないと枯れてしまう。

 東日本の方は、豪雨で被害が出ているのに、こちらの方は干ばつ。本当に近年の気象はどうなっているんだろう。

 大手前へ向かうと、「ひでキング」が草むらで真剣にカメラを向けている。
 イトトンボの♂と♀との事。名前は聞いたが忘れた。 それより小さい! との印象。 子どもの頃は、池で遊んだので、よく知っているが、こんなに小さかったのか。

 極楽橋でパンを投げて声をあげている数人。いつものアヒルかなと、覗き込むと、20数匹のミシシッピアカミミガメが集まってパンを取り合っている。 1メートルを超える鯉も。

 双眼鏡で見ると、ミシシッピアカミミガメでないのは1匹だけ。 他はすべて、要注意外来生物とされるミシシッピアカミミガメばかり。
 在来のカメはどうなるのか。生態系に大きな影響を及ぼしている。 ミドリガメが大きくなるとこのカメになる。絶対に飼わないようにしよう。

 ※「いのちの城・大阪城公園の生きもの」 によると、もう1匹のカメはクサガメではないか。大阪城公園ではこのクサガメが最も多いそうだ。
 ミシシッピアカミミガメばかり目立つので不思議に思うが。生態的にクサガメは目立たないが、ミシシッピアカミミガメは目立つらしい。

 さて、夏鳥の飛来予想。今回はサンコウチョウ。人気鳥の一つであるが、秋は尾が短い。でもあの顔立ちも、なかなかいい。
 2010年秋のサンコウチョウ初認は、8月30日。
 2011年秋のサンコウチョウ初認は、8月20日。
 2012年秋のサンコウチョウ初認は、8月18日。
 今年は、どうだろうか? 観察人が多くなる24日、25日あたりはどうか。

●今日の鳥たち。
 ヒドリガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、ササゴイ、アオサギ、ツバメ、カワウ、シジュウカラ、メジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

※「いのちの城・大阪城公園の生きもの」(追手門学院創立120周年記念事業 大阪城プロジェクト調査報告書) 2008年 学校法人 追手門学院刊 
 ちなみにこの報告書で野鳥については私が担当した。
コメント
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