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ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

かな文字の特徴

2019年09月09日 07時57分30秒 | エッセイ

・・・ラジオでの講演を聞いていて、私にとって、目新しく、面白いことを勉強した。
   その時の話し手は書道家であった。

   話の内容は、
   かな文字は漢字と違って、表音文字であるから、言葉として、いくつかのかな文字が続けて、一つの単語を表す。
   したがって、かな文字は原則として、字を縦に続けて書けるような形と筆順でできているという。

   即ち、かな文字は筆で書きやすいように、画数はニ画、三画からなり、最初は縦棒、横棒、点からなり、描き始めやすく、丸を書く時も、右上がりの楕円です。
   文字の最後のはらいや、止めは、次の文字につながるような仕組みに、なっているという。
    
   そういわれてみれば、昔のかな文字の文章は、筆で続き文字で書かれている。
   同じ、表音文字であるアルファベットも続けて書けるような筆記体の文字が存在する。

   今まで、考えたこともないことがらなので、こんなこともまた、勉強してみたいと思った。

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水面の泡沫

2018年08月09日 06時00分06秒 | エッセイ

・・・新聞のコラムにこんな話がありました。

   日本の著名な生物学者が、鴨長明の方丈記の冒頭の文章について述べている、「ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし」。
   私が彼の文章を読んでの感想を簡単にまとめて書くと「この文章ほど、生命の動的平衡を的確に表した文章はない」と、新聞に書いていた。

   生物学者は、方丈記の内容と異なることを感想として、書いているが、その理由は生物の細胞は物質を合成することより、分解することをを重要視しているらしいことが最近分かってきた事によるとさらに書いている。
   鴨長明は方丈記で、不思議と川面のよどみの泡の消える事を、発生することより、先に文章に書いているからだそうです。
   
   人の考えと云うのは面白い。  同じことを、見方を考えると、面白いことが世の中にこのほかにも、いろいろとありそうです。

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生き方で顔が変わる

2018年05月30日 07時02分24秒 | エッセイ

・・・化粧品会社の宣伝で、「お客様の成りたい理想顔をコンピューターで作る」と云う文章を見た事がある。

   今は、化粧技術が進んでいるので、コンピュータで作った理想顔をもとに、化粧技術で、顔のパーツの位置、形状、大きさ、色などを変えて理想顔に近づけるらしい。
   しかし、そうして作られた顔はどの人も同じに見えて、感情や人柄の見えない顔になる。

   話は変わるが、人の多くは、若い頃、親からもらった顔の造作に不満を持って悩むものである。
   しかし、年を取ってくると、そんな顔の造作による、良い・悪いより、その人の生き方、人柄が作り出す、人相に味があって、生まれつきの顔のつくりを変えて、その人の経てきた人生の現れる顔に変わるのである。

   私も若い頃、自分の顔のつくりに不満を持っていたりしたが、結局は人生がその人の顔を作るという考えに納得し、自分の顔の造作の不満を解消したように思う。
   そして、私は美男ではないが、まじめに、正直に生活を送ってきたことは、顔は出ているのではと、日常の対人関係から、何となく感じている。

   最近、よく思うのは、安倍首相の顔をテレビなどで見て、以前に比べて、とても人相が悪くなってきているように私は思う。
   自民党が下野していたころ、テレビに出ていた彼は、もっと顔に張りがあって、生き生きしていたように思えた。 彼も、このままウソをつく生活を続けていると、だんだん人相が悪くなっていくように思うので、早く、自分に正直に生きる生活を、始められた方が良いように思える。

    

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文章を書くこと

2018年03月17日 08時24分21秒 | エッセイ

・・・米フェイスブック社の経営環境は激変しているらしい。

   ここへきて、圧倒的にSNSの巨人と云われて、米フェイスブック社は膨張一途であったが、昨年暮れくらいから、利用者数、利用時間とも減り始めているという報道があった。
   陰りが出始めたのは米国の大統領選でのFBによるフェイクニュースの拡散などがあります。
   手軽ゆえに、重みにかける文章や、時間が短縮できる発信であるが故の、間違いの発生、言葉の舌足らずが問題になっているようです。

   私は、スマホで、SNSを使っての公式意見を発表する人の気持ちが良く分からないところがあります。


   スマホで文章書く時、小さい画面を見ながら、文章を打ち込み、できた文章を、小さい画面で、チェックして発信する過程を取るのだと思うが、私の経験からいうと、一瞬で消えるパソコン画面で、短時間に打ち込んだ文章は、見返ししても、十分な時間をかけていないので、頭の整理ができず、言い回しや、表現力の不足、言葉の選択に深みがないように思う。

   それらの短所を防ぐために、昔から、文章作成は、下書きの文章を書き上げて、そのあとに、何時でもゆっくりと手軽に、紙の上の文字で、文章の推敲をし、時間をかけることで、これらの文章作成時の欠点を防ぐことができるように思う。

   スマホでの文章の作成は手軽であるがゆえに、深みがなく、間違って伝わる場合もあるように思うが、今後、機器の発達とともに、SNSが機器とソフトの変化も含め、それらの欠点を克服し、どんな形に発展していくか興味があるところです。

 

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スペイン語の俳句

2018年03月09日 07時21分14秒 | エッセイ

・・・暇な時に、スペイン語講座の本を見ていて、面白い文を見つけた。

   芭蕉の「古池や 蛙飛び込む 水のをと」。
   この俳句は一般的日本人として、何とはなしには理解はできる。

   静かな、人が来ないような場所の池を見ていると、静けさの中で、ポチャンと云う音がしたので、カエルが跳びこんだのだろうなと感じた。と云うのが私の思うこの俳句の風景である。
   俳人の立場からいえば、もっと深い意味があるとは思うが…。

   この本に載っていた句のスペイン語訳は下の様です。

   Un viejo estanque (古くからの池がある); 
   al zambullirse una rana(一匹の蛙が飛び込んだ時)
   ruido de agua(水に音が)

   句中の()内の日本語訳は自分なりに辞書を引いて書き込みました。下の句も()内は同じです。

   現代のスペインの俳人、ホセ・パソの似た句が、同じ本の異なるページに載っていた。

   Una rana(一匹の蛙)
         del estanque viejo(古い池で)
         afuera salta(外へ飛んだ):
         ruido de hierba(草に音が)

   翻訳家の上の俳句の訳は下のとおりです。

   「古池や 蛙飛び出す 草の音」

    上の日本語の翻訳を見ていると、芭蕉の句とスペイン語の句の日本語訳とは、句から想像する景色の違いが良く見えませんが、実際に辞書で日本語の単語を当てはめて眺めると、二つの句が読んだ景色の違いが少し見えてくるように思いました。

   自分なりに、辞書を引きながらスペイン語の句を見た時、カエルを見つけた、そのカエルが池から、外へ飛んだら、カサットとした音が聞こえた、と云うカエル主体の様な句の景色を感じた。

   芭蕉の句では静かな池面の「静」を想像するが、下の句ではカエルが跳ねている「動」の様子が想像された。

   私の解釈は、間違っているかもしれないが、一時的に、色々と自分なりに想像が広がって面白かった。

   

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生きるを考える

2018年02月10日 06時54分30秒 | エッセイ

・・・今日やったことを振り返ると、私の家事分担作業、コーヒー豆の自家焙煎作業、革クラフトの小物作り、市民講座教室の参加などで、結構忙しかった。

  昨日、ここに、「死の哲学」と云う話を書いた。
  年を取ると何かにつけて、自分の残りの人生の少なさに気づき、死を意識してしまう。 

  しかし、幸せなことに、私は、今は少なくとも毎日を死を意識しないで生きている。
  目の前のことを片づけて、一日を終わらすことで一杯、一杯の事が多い。

  人は老い、活力を失い、病に伏し、死に接近していくと云うが、まだ、私は活力が残っており、病は得てないので、死を意識しないで、前向きに生きれていれる。

  仏教の教えの「生きるということは死ぬことの準備であり、死を意識して人生を送るべき」とあるので、死を意識した状態となった時は、如何、毎日の生活すればいいか、・・・・。


  今から、考えれる時間を作りながら、いざと云う時にこの哲学を、心に受け止めれるような心の持ち方とは、などを考え、死を自分の人生の出来事として受け入れれる人生を送れれば、いいのだが・・・。

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2018年を迎えて思うこと

2018年01月01日 08時39分16秒 | エッセイ

・・・この年齢になると、一年一年の変化はさほど大きな変化が起こるとも思えなくなる。

   常日頃、テレビなどでの若い人の発言などを参考にすると、自分が生きてきた時代は、彼らにとって、昔のように言われているが、自分自身で振り返れば、ついこの前のように思う。

   しかし、よくよく振り返って、考えてみれば、
   テレビの放送開始の年には小学生になっていて、街頭テレビを見た記憶がかすかにある。
   また、コンピューターを使い始めた時は、大学時代だったので、初期の幼稚なカード入力式のI.B.M.の機械の時代から、知っている。
   インタネットの利用については、技術者として、活躍していた年齢だったので、殆ど使い物にならな久手こんな代物が役に立つのだろうかと思った、初期の段階から、使っていた。 
   こんな歴史の年月を考えると、確かな月日の経過を知り、自分は年を取ったことに気が付く。

   大きなスパンから、来年以降を考えると、70年間の平和な時代から、ひょっとして、混乱と戦乱の世の中に、だんだん日本が入っていくのではないかと心配になる。
   そんな意味から、2018年、日本が、北朝鮮を、あまり追い詰めないで、世界の国々と戦争をしない解決に努力してほしいと思う。
    

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宅配について

2017年12月19日 06時00分54秒 | エッセイ

・・・宅配は今や日本人の生活と密着なツールとして、定着し、且つそれだけに問題もいろいろある。


   特に、ヤマト運輸の運搬ドライバーの過重労働については、宅配サービスの行き過ぎと云う議論もあった。
   しかし、宅配システムはその主たるシステムの特徴が、サービスであるから、単に、サービスをなくして、問題の解決を図るのは問題がある。


  また、その解決策として、ドローンを使ったり、宅配ボックスを使ったりなどの方法だけでは、まだ、本当の解決に至ってはいない。

  宅配システムのようなハードーとサービスが組み合わさった日本独特のものこそ、今より、もっと安く、品質をよくしたシステムが開発されてこそ、日本の特質を生かした、産業として、今後、世界に進出出来るシステム技術の開発になるのではと思う。


  現状の過重労働問題について、安易な方法でなく、基礎から日本らしさを取り柄にに取り組む所から、新しい宅配の未来が開けるように思う。

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自動車技術はどっちへ行くのか

2017年11月07日 05時50分52秒 | エッセイ

・・・中国の国家戦略で、今、世界の自動車はEV自動車へ向っている。

  おきな国家の力が働くと一時的に、技術の動向はゆがめられはするが、最終的に、技術の進む方向を読むのはとても難しい。
  大きく分けて、動力源はガソリンか電池かと考えるが、それだけではないでしょう。

  中国はガソリンを使う自動車では基礎技術で追いつけないと判断し、国家の経済力で、電気自動車に向かったわけであるが、モーターにしても電池にしても、長い目で見ると、今後どうなるかわからない。
  電気自動車で満足するか否かだと思う。  利用者の半分は満足しても、何割かはきっと満足しないだろう。

  そして、これから先、どんな人の移動用の手段が出てくるか、自動車と云う縛りでないものが出てくるかもしれない。

  技術は大きな課題をあたら得れば与えられるほど、大きな進歩をするものである。
  今、EV自動車と云う縛りを与えられた技術者は、この課題に、遠い将来に、どんな解決策を考えるか、楽しみである。

  因みに、私が、学生だった半世紀前に、先生から、最新技術として、ヨーロッパでハイブリッドのバスがあると教えられた覚えがある。
  簡単なような技術でも、それが実用化されるまで、とても難しいことが待ち構えている者である。
  自動車技術の行方が楽しみである。
  

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今までの文章を本にまとめる

2017年03月11日 06時43分57秒 | エッセイ

・・・さいきん、新聞などの広告で、自費出版を薦める広告をよく見かける。

  私の場合は、改めて、小説を書いたり、自伝をまとめるような気持にはなりませんが、
本にすることには、少し興味がある。

  ここのブログに文章を書き始めてから、満10年経過したので、今日の分で3555篇も書き溜めた文章や記録がある。
  それらの、書いたもののうち、エッセイらしきものだけ集めて本にして、もかなりの頁の本になりそうなので、時間はあるので、自分で文章を見直して、時間をかけて題字などの体裁を考え、自作で印刷・製本してみようかと思い付いた。
  最近のパソコン・プリンターは印刷ページの順番を、本にした時の体裁を計算して印刷してくれるので、かなり玄人に近い印刷もできることも確認している。

  そのほかに、趣味の、木工、革クラフト、なども、別個に、それぞれ、一冊の本に、仕上げられそうである。
  それはそれでまた、新しい、私の趣味分野になりそうである。

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役に立たないことをする贅沢

2016年12月19日 05時59分42秒 | エッセイ

・・・新聞の投書欄に「なんの役に?数学こそぜいたく」と云う記事が載っていた。

  この記事の筆者は65歳の女性後期高齢者年である。
  文章の一部を紹介する。

  高校時代はテストに追いまくられ、数学を楽しむ余裕は全くなかった。
  今、制限時間に縛られずに自分のペースで遣ってみると面白くなってくるから、不思議だ。
  難しい問題が解けた後は気分もすっきり・・・・・・・・。

  年老いた人間が数学など遣って何の役に立つ?と云われそうだが、役に立たないことを趣味とするほど、贅沢はなことはない。
  時間の全部が自由になる身になって数学を学ぶ。
  これほど恵まれた時がまたとあろうか

  私も同じ高齢者で、この記事の筆者と同じく毎日を趣味を仕事のようにして暮らしている。
  時々、私の作る革のバッグなどを見て、知人は、せっかく作ったから、今の世の中、インターネットで売ったらどうかと薦めてくださる。
  しかし、私は毛頭その気はない。
  頼まれて作る場合も、時々、相手の強い申し出で、材料費をいただくことがあるが、それは申し出を断った時のきまずい気持ちを考えて頂く、本当は、楽しませていただいているのだから、と感謝する気持ちです。
  
  もし、趣味の革の作品を売ったら、その時から、趣味ではなくなる。
  自分の自由意思で、好きな時に、好きなものを作ってこそ、趣味である。

  先の新聞記事の筆者と同じで、役に立たないことをしてこそ、それは趣味である。

  しかしながら、私の手元には、使われない革製品がいくつもの箱にしまわれている。
  

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今、人生のどのあたりか

2016年11月01日 07時08分31秒 | エッセイ

・・・日常の生活の中で、過去の自分と同じような環境で生活している若い人や、一緒に暮らしている自分の子供のやっていること、言っていることを、そばで見ていると、
  今、君達は、これをしなくて、何時するの・・・と、思う事が多々ある。

  彼らは、自分の今の状況が、これからの人生も含め、人生全体から見て、今、どんな場所に居るのか、今何をやらねばならないのかは、経験がないから、当然、分かっていない。

  その人たちの置かれている立場や、年齢と、同じころの自分を思い浮かべれば、私たち人生経験の豊富な者には、どう行動すればよいかは、容易に連想出来る。
  そして、アドバイスはするが、残念ながら、余計なお世話で、受け入れてもらえないことが多い。

  振り返って、若い人でなく、今の自分に置き換えてみると、残りが少なくなった老人の人生だから、自分のこれから先は見えなくても、その変化が起こり得る自由度は少ない。 
  だから、今やらなくてはならないことは誰であっても、容易に想像がつくと思う。
  
  しかしである。万が一、ひょっとしたら、これからの人生に、私達の思いもつかない大きな出来事が待ち受けているかもしれない。

  そのような状況も、本当は、これまでの人生の経験から、人の考える範囲は大したことが無い事を知っていて、人生、何が起こるかわからないのがこの世の中であることは、よく承知している。
  万が一の変化を見落とさないようにするためには、何時も緊張感を持って、新しいことを常に実践していなくては、何も変化は起こらない、自分を甘やかさず、一生懸命こそ、これからの、良い人生を送る源の様な気がする。

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一つ失敗すると、幸せを感じる

2016年10月12日 05時57分16秒 | エッセイ

・・・今朝、何時ものようにコーヒーメーカーをセットした後、コーヒーの出来上がりを見てみると、フイルターが詰まって、あたり一たいに、コーヒーがあふれ出ていた。
  朝から、なんかよくないことがあるなーと感じた。

  その後、考えてみると、コーヒーが溢れて、周りを濡らしたことは片づけるのは大変だけど、10分ほど時間をかければ、濡れたことは、元に戻るわけで、考えようによっては、もし、大きな病気に罹ったと考えたら、それに比べれば、なんてことはない。
  もしそうなれば、好きなこともできず、食事も食べられず、苦しい思いをする日々である。
  そんなことを考えると、何もない、健康で平凡な日常の幸せを感じる。

  ついつい、何もなく、日々、同じことを繰り返して、毎日を暮らしていると、もう少し楽しいことはないか、こんなことをしていて、いいのだろうかと、何もない幸せを、己の不幸せと感じる日々がある、
  一寸したアクシデントに出会う事で、何もなく毎日を暮らせている幸せを感じ、其れまでの不満の思いが一変する。

  こんなことを思いながら、常に、反省して、毎日を新たにしないと、精神的に、幸せでないと思った。

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発生的な機械設計

2016年06月14日 17時22分48秒 | エッセイ

・・・生物学者の福岡氏のエッセイを読んでいて、その中に、「生命体は細胞が押し合いへし合いしながら前後左右からおしこめられ、その境のひだが固まって背骨となり、生物となる」とあった。
  この現象を「発生的」と云う、言い方をされ、その反対語として、「設計的」と云うと書いてありました。

   昔、私は機械の設計を主たる業務としていたことがある身としては「設計的」という言葉は、自然な形である「発生的」の反対語と云う文章にとても興味を持った。

   そのわけは、機械設計をするやり方は、各パーツを一つ一つ細かく設計していくと、全体で、矛盾が出来てくるので、おおすじを頭に置きながら、全体を概略決めていくやり方で、設計を進める、概略全体が決まってから、一つ一つ、細かく設計していく、まさに、先ほどの福岡氏の文章通り、「発生的」な考え方と反対である。

   しかし、概略決めてから、細かく設計するやり方は、まず、全体調和ありきで、出来上がったものが妥協の産物ではあるので最高のものではない感がある。  
   一番大事な部分をそれ自体だけで、完全無比なものに設計してから、重要度の下がるものをそれに合わせていくと、云う機械設計方法もありかなと思った。 
   現実の社会でそれがなされないのは、行きつ戻りつの無駄な時間が大変多いから、そうしないだけであるが、そういう設計法方法も、現在のコンピューターの発達した社会では、行きつ戻りつの時間は、無駄と思われなくなるから、その発想はありかと思った。

   生物の本質の在り方である、「発生的な設計法」を機械設計で、実践したら何か良い結果が出て来そうな予感がする。

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私の選ぶ腕時計

2016年05月24日 05時51分10秒 | エッセイ

・・・最近、若い人は腕時計を持たなくなったらしい。
  
  私は、長い間の習慣の為でもあるのでしょうか、何時も腕時計をしていないと落ち着きません。
    常に腕に付けていると、腕時計に対しては耐疵、防水、ソーラー、精度などの機能を重視しています。

  

  因みに、今常にしている時計は上の写真のセイコーブライトで昨年、購入したものです。

  機能は、
  ①ケースはチタンで硬質コーティングしてあり、表面ガラスも、硬質のサファイアガラスで、更にコーティングして固くしてあり、疵がつきにくくなっています。
  カタログによるとビッカース硬度で1000度くらいの硬さはあります。
  ②防水は10気圧で、腕に付けたまま風呂やプールに入る分には問題ありません。
  ③勿論、ソーラー電池で世界各地の時報で、時刻を修正できるタイプです。
  ④そのほかに、機能としては日付と曜日が表示できると云う事で、私は機能重視で、この腕時計を選びました。

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