・・・:人間ドッグなどで、血液検査結果が良くないと、相談しに行ったとしても、どの医者でもまず必ず云う事は、同じ言葉である、すなわち、「運動をしなさい、食事の量は控えめに、お酒を控えて」の三つである。
そのうちの、「運動すること」と健康寿命を延ばすことと、関係があるデーターを見つけたので、下に、紹介する。
日本人の健康寿命と平均寿命との格差は、男の場合で9年である。(上図の下のグラフ、厚生省データ2013年による)
そして、問題の運動不足が死亡原因と大きくかかわるデーターは上の横棒グラフです。
この図は感染症以外で死亡する人の生活習慣の原因別にランクしてある。
これを見ると死亡原因の一位がタバコの喫煙、二位が高血圧、三位が運動不足、四位が高血糖、五位が塩の取り過ぎ、六位になって酒の飲み過ぎが出てくる。
この図から「運動不足」は生活習慣病で死亡要因三番目になっている、そして、その死亡原因となる病気は循環器系の疾患がほとんどであるらしい。
上の図によるデーターで、何故、運動しなくてはいけないかが、よく理解できると、長生きの為に、多少運動する事に、前向きになれる。